【緩和ケアって知ってる?】あひるのマーチ式自己紹介

みなさんこんにちは。

あひるのマーチと申します。

私は緩和ケア認定看護師という資格を持ちながら看護師として働いております。

さっそくなのですが、「緩和ケア」という言葉を知っていますでしょうか?

世間的には「高齢者」「がん」「終末期」のイメージが強いかと思います。

でも、緩和ケアの本質は苦痛の緩和にあります。

それは先に述べた人々に限ったものではありません。

病の種類に関わらず、何らかの要因によって心身を病むすべての人々にとって緩和ケアは非常に重要です。

まずはその大前提をあらためて意識してもらえると嬉しいなと思います。

そんな数々の緩和ケアの中から、私は小児の緩和ケアを専門にしています。

子どもたちが経験する数々の苦痛を少しでも軽減するために、病院という限られた場所を離れて、より生活に近いところで柔軟なケアが提供できればと地域の医療者になりました。

緩和ケアの実践者は我々医療者だけではありません。

子どもと関わるすべての人が緩和ケアの実践者になりえます。

みんなで子どもたちが安心して過ごせる基盤をつくっていけると嬉しいです。

ということで本日はよろしくお願いします。

なんていきなりのなんちゃって自己紹介で始めてみた新年1本目の投稿。

この自己紹介はなんぞや?

と思われたかもしれないけど、これはセミナーの自己紹介なんかで緩和ケア認定看護師だよって伝える時に言うお決まりの言葉。

講師をさせてもらうときなんかは簡単に紹介してもらえるし、タイトルスライドに「緩和ケア認定看護師」とも記載している。

しかも緩和ケアの話を聞きに来た看護師や医療者が対象のセミナーがほとんどなのに、わざわざ緩和ケアがどんなケアなのかという説明をはじめにする。

「そんなの当たり前じゃん」

と参加者のみなさんが思ってくれるならそれはそれで良し。

緩和ケアの本質が着実に世間に拡がっている証拠なので嬉しいことだ。

でもほとんどの参加者が「おぉ」って顔をするんよね。

つまりまだまだ「緩和ケア」は「高齢者」「がん」「終末期」のイメージを払拭できてないってこと。

そのイメージを拭い去り、病によって苦しむすべての人に緩和ケアが届く世界になるように。

特に自分の場合は「安心と安全の小児緩和ケア」をスローガンに、すべての子どもたちに緩和ケアが届けられるように。

そんな未来を夢見てちまちまと草の根活動を続けている所存です。

今年もあひるのマーチをよろしくお願いします。

おわり。

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