【復習用】母性 一般20問|YouTube翌日 深掘り解説(問題つき)

まずはYouTubeの聞き流し動画はこちら:【2026年最新版】母性で差がつくのはここ|看護師国家試験 一般20問・一問一答

今回は、妊娠期〜分娩期〜産褥期で頻出の「受診につなげるサイン」「優先順位」「初期対応」を20問で整理しました。症状のつらさだけでなく、母体・胎児の危険サインを拾って判断できる形を意識しています。

このページは、YouTubeで学習した翌日の夜に、復習として“読みで整理”できるように作った深掘り記事です。まずは答えを見ずに解いてから、各問の「解答・解説を見る」を開いて答え合わせしてください。


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  1. 問題を読む(先に自分で答えを決める)
  2. 答え合わせは、各問の下の「解答・解説を見る」を開く
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※この記事の問題は国家試験の傾向を参考にしたオリジナル問題です。内容の正確性には配慮していますが、学習は教科書・過去問集と併用してください。


第1問

妊娠10週。つわりで嘔吐が続き、食事がほとんど取れていない。受診を勧める所見はどれか。
A 食欲低下のみ
B 口渇と尿量減少
C 眠気が強い
D 胃のむかつき

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正解:B

つわりでも脱水が進むと状態が悪化します。口渇や尿量減少は脱水のサインで、点滴などの評価が必要です。

深掘り:つわりは妊娠初期に多い症状ですが、国試で問われやすいのは「受診が必要なラインをどこで見極めるか」です。ポイントは“つらさ”よりも“循環(脱水)”の所見です。口渇や尿量減少は、体液量が不足している方向の所見として整理しやすく、受診・点滴評価につながる根拠になります。嘔吐が続く場合は、食事量だけでなく水分摂取量、尿量、めまい・立ちくらみなどの循環サインをセットで確認する流れで覚えておきましょう。選択肢では、食欲低下や胃のむかつきはよくある症状で単独では受診の決め手になりにくい一方、尿量低下は受診判断の決め手になりやすい、と比較して整理すると安定します。

第2問

妊娠34週。血圧160/110で、頭痛と「目がちかちかする」訴えがある。看護師の優先行動はどれか。
A 安静にして様子を見る
B 水分摂取を促す
C 温罨法で疼痛を和らげる
D 直ちに医師へ報告する

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正解:D

重症の妊娠高血圧症候群や子癇前症が疑われます。頭痛や視覚症状は危険サインで、母体と胎児の評価が急ぎで必要です。

深掘り:妊娠後期の高血圧はそれだけでも注意が必要ですが、国試では「危険サインが伴うか」で優先順位が一気に上がります。頭痛や視覚症状(目がちかちかする)は状態悪化のサインとして扱われやすく、様子見ではなく報告・評価へつなげるのが基本です。ここで大切なのは、症状緩和(温罨法)や自己対応(水分)ではなく、母体・胎児の状態評価と緊急対応の準備につながる行動を選ぶことです。「高い血圧+頭痛/視覚症状」=「直ちに報告」を型として固定し、優先順位問題で迷わないようにしておきましょう。

第3問

Rh陰性の妊婦が分娩し、新生児はRh陽性だった。母体への対応で適切なのはどれか。
A 抗D免疫グロブリンを分娩後72時間以内に投与する
B 抗D免疫グロブリンは次回妊娠の初期に投与する
C 授乳を中止して母体の感作を防ぐ
D 新生児に抗D免疫グロブリンを投与する

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正解:A

Rh不適合による母体の感作を予防するため、抗D免疫グロブリンを分娩後できるだけ早く投与します。分娩後72時間以内が目安です。

深掘り:Rh不適合の問題は、国試では「目的」「対象」「タイミング」の3点をセットで整理します。目的は母体の感作(抗体産生)予防、対象は母体、タイミングは分娩後できるだけ早く(目安は72時間以内)です。次回妊娠まで待つのは目的達成が遅れ、授乳中止は感作予防に直結しません。新生児への投与も対象が違います。迷ったら「母体の感作予防=母体へ分娩後早期に投与」に戻れる形にしておきましょう。

第4問

妊娠32週。突然の鮮紅色の性器出血があり、腹痛はない。最も疑うべき状態はどれか。
A 常位胎盤早期剥離
B 前置胎盤
C 子宮破裂
D 破水

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正解:B

無痛性で鮮紅色の出血は前置胎盤を疑います。内診で出血が増えることがあるため注意が必要です。

深掘り:母性の出血問題は「痛みの有無」と「出血の性状」で整理すると強いです。無痛性で鮮紅色の出血は前置胎盤をまず疑う、という型で押さえます。一方、腹痛を伴う出血は別の病態も考える、という対比が国試でよく使われます。また、前置胎盤が疑われる場面では内診で出血が増えることがあるため注意が必要、という“対応上の注意点”までセットで覚えると判断につながります。

第5問

妊娠38週。破水が疑われる。看護師が最初に行うべき確認はどれか。
A 直ちに内診する
B 胎児心拍を確認する
C 歩行して経過を見る
D 会陰部を強く圧迫する

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正解:B

破水後は臍帯脱出など、胎児への影響をまず確認します。特に胎児心拍の評価が優先です。

深掘り:破水が疑われたら、まず「胎児の安全確認」が最優先です。破水直後は臍帯脱出などで胎児心拍が急変する可能性があるため、胎児心拍の確認が“最初の一手”になります。内診は必要な場面で行いますが、臍帯脱出のリスクを考えると、最初に胎児心拍を確認して異常がないかを押さえる流れが国試の基本です。「破水→胎児心拍確認→必要に応じて次の対応」という手順で整理しておきましょう。

第6問

硫酸マグネシウム投与中。中毒で最も緊急性が高い所見はどれか。
A 尿量が増える
B 深部腱反射が弱い
C 顔面が紅潮する
D 呼吸数が低下する

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正解:D

硫酸マグネシウム中毒では呼吸抑制が最も重篤です。深部腱反射の低下も重要ですが、呼吸数低下は緊急性が高い所見です。

深掘り:この問題は「中毒の重症度評価」で、最終的に生命に直結するのは呼吸です。深部腱反射の低下は中毒の重要所見として押さえますが、「最も緊急性が高い」と問われたら呼吸抑制(呼吸数低下)を選ぶ整理になります。投与中の観察としては、呼吸数、意識、深部腱反射、尿量などをセットで押さえ、どれが最優先かを問われたら「呼吸」を優先する、と固定しておきましょう。

第7問

分娩中の胎児心拍モニタで、陣痛の後に遅れて徐脈が出現し回復が遅い。看護師の最初の対応はどれか。
A 左側臥位にする
B 歩行を促す
C 仰臥位で安静にする
D 温罨法を行う

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正解:A

陣痛後に遅れて起こる遅発一過性徐脈は、胎盤循環不全を疑います。まず母体体位を左側臥位にして、子宮胎盤血流の改善を図ります。

深掘り:胎児心拍の問題は「いつ起こるか」で分類すると整理しやすいです。陣痛の後に遅れて出る徐脈は遅発一過性徐脈を疑う所見で、胎盤循環不全を考えます。初期対応として最初に選ぶのは、原因に介入できる可能性が高い母体体位の変更です。左側臥位にして静脈還流と子宮胎盤血流の改善を図る、という流れを固定しておくと優先順位問題で迷いにくくなります。

第8問

破水直後から胎児心拍が急に低下した。臍帯脱出が疑われる。最も適切な対応はどれか。
A 臍帯を腟内へ戻す
B 歩行して分娩進行を促す
C 膝胸位にして先進部を挙上する
D 内診を繰り返して確認する

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正解:C

臍帯脱出では臍帯圧迫を解除することが最優先です。膝胸位などで先進部の圧迫を減らし、緊急対応につなげます。

深掘り:臍帯脱出が疑われる場面では、最優先は「臍帯の圧迫解除」です。破水直後の急な胎児心拍低下は典型的な状況として整理し、膝胸位などで先進部の圧迫を減らす対応を選びます。臍帯を戻す操作は損傷リスクがあり、内診を繰り返して確認するだけでは対応が遅れます。国試では、緊急時に“確認より先に圧迫解除”を選べるかが問われやすいので、この順番を押さえておきましょう。

第9問

産後1時間。出血量が増え、子宮底が軟らかい。最初に行う対応はどれか。
A 子宮底をマッサージする
B 水分摂取を増やす
C 歩行を促す
D 授乳を中止する

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正解:A

子宮弛緩による産後出血が疑われます。まず子宮収縮を促すために、子宮底マッサージを行います。

深掘り:産褥早期の出血問題は「子宮底の硬さ」と「出血量」をセットで見ます。子宮底が軟らかい場合、子宮弛緩を疑い、最初に行う対応は子宮収縮を促す子宮底マッサージです。設問は「最初に」なので、原因に直結する介入を選ぶ整理になります。その後に報告や薬剤投与へつなげる流れも、優先順位として押さえておくと安定します。

第10問

子宮復古について正しいのはどれか。
A 分娩後12時間ごろ臍高にある
B 分娩後24時間で臍上にある
C 分娩後3日で臍高にある
D 分娩後7日で臍上にある

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正解:A

分娩後12時間前後で、子宮底は臍高付近に位置します。その後は日数とともに徐々に下降していきます。

深掘り:子宮復古は「分娩直後が高く、その後は日数とともに下降する」という流れを押さえます。分娩後12時間ごろが臍高付近という目安は頻出ポイントです。位置が想定より高いまま、下降が遅いなどのずれは復古不全や出血などの評価につながるため、“目安を知って異常に気づける”形で整理しておきましょう。

第11問

産後2週。乳房の一部が発赤し、疼痛と発熱がある。最も適切な対応はどれか。
A 授乳を中止して様子を見る
B 胸を締め付けて安静にする
C 授乳を続けつつ受診する
D 水分を制限して熱を下げる

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正解:C

乳腺炎が疑われ、評価と治療が必要です。乳汁うっ滞を悪化させないため、可能な範囲で授乳や排乳を続けます。

深掘り:乳腺炎は「発赤」「疼痛」「発熱」で疑う整理です。対応のポイントは、乳汁うっ滞を悪化させないことと、治療が必要な可能性があるため受診につなげることです。授乳中止はうっ滞を悪化させやすく、胸を締め付けるのも症状を悪化させる可能性があります。「授乳(排乳)を続けつつ受診」をセットで押さえておきましょう。

第12問

授乳による避妊法が成立する条件の一つとして適切なのはどれか。
A 月経が再開している
B 産後1年以内である
C 混合栄養である
D 無月経である

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正解:D

授乳による避妊法は条件がそろわないと失敗しやすいです。無月経は重要な条件の一つです。

深掘り:この問題は「成立条件が外れると失敗しやすい」という視点で整理します。無月経であることは条件の一つとして押さえます。月経が再開している場合は条件から外れます。国試では成立条件を細かく問うより、まず“条件に入るか外れるか”を判断できる軸(この問題では無月経)を確実に押さえて選べる形にしておくと安定します。

第13問

悪露の経過で、産後4日〜10日頃に多いのはどれか。
A 血性悪露
B 漿液性悪露
C 白色悪露
D 膿性悪露

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正解:B

悪露は血性から漿液性、白色へと変化します。産後4日〜10日頃は漿液性が目安です。

深掘り:悪露は「血性→漿液性→白色」という順で変化するのが基本です。国試では時期の目安が問われ、産後4〜10日頃は漿液性として整理します。膿性悪露は感染を疑う所見として扱われるため、正常の変化の流れを知っていると異常に気づきやすくなります。順番と時期をセットで押さえておきましょう。

第14問

会陰切開後に血腫を疑う所見はどれか。
A 会陰部の強い疼痛と圧迫感
B 排尿回数が急に増える
C 乳房の張りが急に強い
D 便秘が続き腹部が張る

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正解:A

会陰血腫では、出血量が少なく見えても、強い疼痛や圧迫感が手がかりになります。視診と触診で腫脹を確認し、速やかに報告しましょう。

深掘り:会陰血腫は“隠れた出血”になり得るため、出血量の見た目だけで判断しないのが重要です。強い疼痛や圧迫感は典型的な手がかりで、視診・触診で腫脹を確認して報告につなげます。鎮痛だけで終わらせず、血腫の可能性を考える、という思考の流れを国試でも再現できるように整理しておきましょう。

第15問

妊娠糖尿病の食事指導として適切なのはどれか。
A 食事回数を減らしてまとめて食べる
B 果汁を中心に糖分を取る
C 食事を分割して摂取する
D 夜間は完全に絶食する

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正解:C

食後高血糖を防ぐため、分割食などで血糖変動を小さくします。極端な絶食や糖分中心は血糖管理を悪化させます。

深掘り:妊娠糖尿病では「食後高血糖」を抑えるための生活指導が頻出です。まとめ食いは食後の血糖上昇を大きくしやすく、果汁中心は糖分が偏るため不適切です。夜間の完全絶食のような極端な方法は継続が難しく、血糖管理の不安定さにつながることがあります。分割して摂取し、血糖変動を小さくする、という軸で整理しておくと選択肢で迷いにくくなります。

第16問

妊娠30週。胎動が少ないと訴える。最初の指導として適切なのはどれか。
A 入浴して様子を見る
B 左側臥位で胎動を数える
C 飲水を控える
D 運動して胎動を増やす

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正解:B

胎動の減少は胎児状態の変化を示すことがあります。まず左側臥位で落ち着いて胎動を数え、基準に満たなければ受診につなげます。

深掘り:胎動減少の訴えは「まず安全に評価して判断する」流れが大切です。左側臥位で落ち着いた状態を作り、胎動を数えて現状を把握します。そのうえで基準に満たなければ受診につなげる、という手順を具体化して覚えておきましょう。入浴や運動で“増やす”より、まず評価する、が軸です。

第17問

妊娠34週のNSTでリアクティブと判断する所見はどれか。
A 基線が毎分90で安定している
B 胎動がなくても基線が一定である
C 一過性頻脈が1回だけ出現する
D 20分で15以上の一過性頻脈が2回ある

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正解:D

リアクティブの基準は、加速の回数と大きさ、持続時間がポイントです。妊娠32週以降では、基線より15bpm以上の加速が15秒以上続く所見を目安にします。

深掘り:NSTのリアクティブは「加速(=一過性頻脈)が条件を満たすか」で判断します。妊娠34週は32週以降なので、「15bpm以上」「15秒以上」の加速が「20分内に2回」という形で整理します。基線が一定・安定して見えるだけではリアクティブの判断にはなりません。数値条件をセットで固定しておくと、類似選択肢で迷いにくくなります。

第18問

帝王切開直後の観察で最も優先すべき項目はどれか。
A 乳房の緊満と疼痛
B 子宮底の硬さと出血量
C 母児同室の希望確認
D 産後体重の変化確認

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正解:B

帝王切開後も産後出血のリスクはあります。子宮収縮と出血量の評価を優先しましょう。

深掘り:帝王切開後でも、最優先は母体の安全確保で、とくに産後出血の評価が軸になります。子宮底の硬さ(子宮収縮)と出血量を最初に押さえ、状態が安定してから授乳や育児支援へつなげる、という優先順位を整理しておきましょう。「最優先」=生命に直結するリスク評価、という国試の基本に沿った問題です。

第19問

妊娠中に発熱があり、羊水が悪臭を伴う。子宮の圧痛もある。看護師の優先行動はどれか。
A 直ちに医師へ報告する
B 入浴を勧めて解熱する
C 経過観察で翌日受診する
D 歩行して陣痛を促す

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正解:A

絨毛膜羊膜炎など子宮内感染が疑われます。母体と胎児の状態評価と治療が優先されます。

深掘り:「発熱」「悪臭を伴う羊水」「子宮圧痛」は感染を強く示唆する組み合わせです。国試では、感染が疑われる時点で自己対応ではなく、報告して評価・治療につなげる行動が最優先になります。経過観察で翌日受診は先送りで、歩行して陣痛を促すのも優先順位として外れます。危険サインがそろったら直ちに報告、を型として押さえておきましょう。

第20問

妊娠後期。仰臥位で気分不快と冷汗が出現し、血圧が低下した。最も適切な対応はどれか。
A 仰臥位を続ける
B 腹部を圧迫して子宮を固定する
C 左側臥位にする
D 早歩きで血圧を上げる

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正解:C

仰臥位低血圧症候群が疑われ、下大静脈の圧迫が原因になります。左側臥位にして静脈還流を改善します。

深掘り:妊娠後期に仰臥位で気分不快・冷汗・低血圧が出たら、まず仰臥位低血圧症候群を疑う整理です。原因は仰臥位での下大静脈圧迫により静脈還流が低下することです。初期対応は体位で改善を図ることなので、左側臥位にして圧迫を軽減し、循環を改善します。国試では「原因→介入(体位)」が一直線につながる問題として出やすいので、症状の組み合わせと対応をセットで押さえておきましょう。


答えだけ一覧(2周目用)

第1問B/第2問D/第3問A/第4問B/第5問B/第6問D/第7問A/第8問C/第9問A/第10問A/第11問C/第12問D/第13問B/第14問A/第15問C/第16問B/第17問D/第18問B/第19問A/第20問C


まとめ

お疲れさまでした。妊娠期は「脱水」「高血圧に伴う危険サイン」「感染を疑う所見」など、受診や報告につなげる判断が軸になります。分娩期は胎児心拍の変化をパターンで捉え、まず体位などの初期対応を選べるようにしておきましょう。産褥期は出血評価(子宮底と出血量)と、悪露・乳房トラブルなどの経過の目安をセットで整理すると安定します。

おわり。

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