捨て去る日々の中に

いるものといらないもの。

自分の中で少しずつ整理する。

そんなこんなをしてみると思いのほか身軽になれた気がする。

必要なものは案外少ない。

プライドなのか。

世間体なのか。

捨てちゃダメだ。

捨てちゃダメだ。

そんな思い込みを捨てる。

周りと比べる必要もない。

自分は自分。

他人は他人。

そんな取捨選択を繰り返す。

繰り返してみるとあら不思議。

大切だと握りしめていたもの。

それは自分をがんじがらめに縛るだけのただの古びた鎖。

素手でも簡単に引きちぎることができた。

一体自分は何に執着していたのだろう。

古びた鎖から解き放たれた今。

進むしかない今。

こんなに清々しい気持ちになれるのか。

まだまだ自分は歩き出せる。

大きな荷物は必要ない。

本当に必要なもの。

ポケットに入るぐらいのほんの小さな荷物。

強がらず。

誇張せず。

そんな気持ちは捨て去って。

等身大の自分で生きていけるような。

そんな生き方をもう一度。

おわり。

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