こんにちは、あひるのマーチです。
今回は、私も執筆に参加させていただいた書籍
『先輩ナースのアセスメントと実践は事前準備が9割』(メディカ出版)をご紹介します📘
この本は、先輩ナースたちの「臨床判断」「準備の仕方」「視点の持ち方」を言語化し、
新人ナースからベテランまで“明日から使えるアセスメント力”を育てる実践書です。
📘 書籍概要
- 書名:先輩ナースのアセスメントと実践は事前準備が9割
- 出版社:メディカ出版
- 発売日:2025年7月
- 体裁:B5判・160ページ・フルカラー
- ISBN:978-4-8404-8824-2
- 価格:2,860円(税込)
🌿 この本の特徴
1. 「準備が9割」という視点から看護を再構築
現場で求められる“アセスメント力”や“実践力”は、
実はその前段階である「準備」によって大きく左右されます。
本書では、先輩ナースがどのように情報を整理し、
どんな準備をしてケアに臨んでいるのかを、実例とともに丁寧に解説しています。
2. ケースで学ぶ、思考のプロセス
臨床現場のリアルな事例を通して、
「観察 → 判断 → 行動」の流れを追いながら、
“根拠のある看護”を学ぶことができます。
新人ナースが抱きやすい「なぜこうするの?」という疑問に対し、
先輩ナースの視点と経験知から答えを導いてくれる内容です。
3. 教育・指導にも使いやすい構成
図表・写真・チェックリストが豊富で、
新人教育・実習指導・看護研究など、さまざまなシーンで活用できます。
また、「自分の看護を振り返る教材」としても最適。
読みながら、自分の準備・判断・行動を見直すきっかけになります。
📑 章構成(抜粋)
| 章 | 内容概要 |
|---|---|
| 第1章 | 治療・処置・ケア前の準備と観察 |
| 第2章 | 急変対応・救急時の判断と準備 |
| 第3章 | インフォームドコンセント・家族支援 |
| 第4章 | 療養環境の整備(急性期〜在宅・終末期) |
| コラム | 臨床現場のリアルな事例と先輩ナースの工夫 |
✍ 私も一部執筆を担当しました
本書の第4章の一部「終末期の療養環境」を担当させていただきました。
さまざまな章で描かれている“準備力”の考え方が、
終末期ケアや緩和ケアにも共通する大切な視点であることを改めて感じながら執筆しました。
「整える」「寄り添う」「支える」
看護師が準備することの意味を、もう一度見つめ直せる1冊です。
⚠️ 正誤情報(2025年7月時点)
出版元のメディカ出版公式サイトにて、正誤表(PDF)が公開されています。
購入後は、下記リンクから最新の情報を必ずご確認ください。
🩵 この本をおすすめしたい方
- アセスメント力を高めたい看護師・教育担当者
- 現場での判断に自信をつけたい新人・中堅ナース
- 終末期や緩和ケアにも応用できる「考える力」を養いたい方
- チームで共有できる教材を探している方
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💬 まとめ
「事前準備」は、看護の土台であり“静かな力”。
本書では、先輩ナースの言葉や実践から、その力の育て方を具体的に学ぶことができます。
看護学生・新人ナースはもちろん、
長く現場にいる方にとっても、自分の看護を見つめ直すきっかけになる一冊です。
明日のケアが、少しだけ丁寧になる。
そんな気づきを与えてくれる本です🌿
おわり。

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