こんにちは、あひるのマーチです。
今日は小児の発達段階と看護に関する国試過去問（類題）をピックアップして解説します。
「何歳で何ができるか？」という問題は毎年よく出題される頻出テーマです。
問題① 1歳児の特徴
1歳児の発達で正しいのはどれか。
A. 首がすわる
B. ひとり歩きができる
C. 二語文を話す
D. 積み木を10個積める
正解
B. ひとり歩きができる
解説
- 3〜4か月：首がすわる
- 9か月：つかまり立ち
- 1歳：ひとり歩き、意味のある単語を話す
- 2歳：二語文を話す
- 4歳：積み木10個
ポイント：年齢ごとの「運動」「言語」「社会性」をセットで覚えましょう。
問題② 2歳児の特徴
2歳児でみられる発達はどれか。
A. 三輪車に乗れる
B. 二語文を話す
C. 片足立ちができる
D. スキップができる
正解
B. 二語文を話す
解説
- 2歳：二語文、スプーンを使う、階段は一段ずつ昇降
- 3歳：三輪車、交互に階段を昇降
- 4歳：片足立ち、積み木10個
- 5歳：スキップ
ポイント：「2歳＝二語文」の語呂で覚えると忘れにくいです。
問題③ 3歳児の特徴
3歳児の発達で正しいのはどれか。
A. 片足立ちができる
B. 三輪車に乗れる
C. 自分の名前が書ける
D. 簡単な計算ができる
正解
B. 三輪車に乗れる
解説
- 3歳：三輪車に乗る、階段を交互に昇り降り
- 4歳：片足立ち、丸や十字が描ける
- 5歳：自分の名前が書ける、数を数える
ポイント：「3歳＝三輪車」でイメージしやすいです。
問題④ 就学前の特徴
5歳児の発達として正しいのはどれか。
A. 首がすわる
B. はいはいができる
C. スキップができる
D. 一語文を話す
正解
C. スキップができる
解説
- 5歳頃には運動能力が大きく発達し、スキップや縄跳びができるようになります。
- 首すわりやはいはいは乳児期。
- 一語文は1歳前後。
ポイント：「5歳＝スキップ」とセットで覚えましょう。
問題⑤ 思春期の特徴
思春期の身体的特徴として正しいのはどれか。
A. 成長速度がゆるやかになる
B. 二次性徴が出現する
C. 身長増加は止まる
D. 乳歯が生えそろう
正解
B. 二次性徴が出現する
解説
- 思春期では性ホルモン分泌が盛んになり、二次性徴が始まります。
- 身長はスパート的に伸びる時期。
- 成長がゆるやかになるのは学童期。
- 乳歯は3歳頃までに生えそろう。
ポイント：発達段階は「乳児期 → 幼児期 → 学童期 → 思春期」と年齢で整理すると覚えやすいです。
まとめ
今日は小児の発達段階と看護に関する過去問（類題）5問を解説しました。
💡 覚え方のコツ
- 1歳：ひとり歩き
- 2歳：二語文
- 3歳：三輪車
- 4歳：片足立ち、積み木10個
- 5歳：スキップ
次回は「小児の先天性心疾患と看護」について過去問をまとめて解説します。
一緒に少しずつ、国試対策を積み重ねていきましょう！
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