小児の頭部外傷:帰宅可否の判断と観察①基礎|今日の1問(4択)

5月中旬は外遊びや運動会の練習で転倒や衝突が増えやすい時期です。頭部外傷は「泣いたから大丈夫」で終わらせず、機序と症状の組み合わせで評価します。

Q. 小児の頭部外傷で、頭蓋内損傷のリスクが相対的に高い状況として最も適切なのはどれか

  • A:低い位置で転び、すぐ泣いて普段どおり遊んでいる
  • B:高い場所から転落し、一瞬でも意識が途切れた可能性がある
  • C:軽く頭をぶつけたが、その後は食欲も睡眠もいつも通り
  • D:こぶはあるが、嘔吐はなく会話もはっきりしている
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正解:B:高い場所から転落し、一瞬でも意識が途切れた可能性がある

解説:

  • A:軽微な機序で症状が乏しければ、重篤損傷の可能性は相対的に下がります
  • B:高エネルギー外傷や意識消失の疑いは、頭蓋内損傷を考える重要な材料です
  • C:経過が安定している所見は参考になりますが、機序の評価も必要です
  • D:局所所見だけでは判断しにくく、機序と神経症状の確認が要ります

看護の落とし穴:運動会シーズンは「よくある転倒」で片付けられ、転落の高さや意識の変化の聞き取りが浅くなりやすい

◆ あひるのひとこと

頭部外傷は「どんなふうにぶつけたか」を言葉にできると判断が安定します。

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