暑さで体液バランスが揺れやすい時期です。症例で「疑う所見→評価→初動→合併症→家族説明」をまとめ直します。
症例
8歳。数日前からまぶたのむくみが目立ち、最近ズボンがきつい。尿が泡立つ感じがある。体重は増えており、尿量は少し減った気がする。今日は片側のふくらはぎが痛く、腫れの左右差が出てきた。家族は「暑さでむくんだだけ?」と不安を訴える。
Q1. ネフローゼを疑う所見として最も適切なのはどれか
- A:顔のむくみと、尿が泡立ちやすい
- B:腹痛と、便回数が増えている
- C:咳が続き、喘鳴が目立つ
- D:発熱があり、咽頭痛が強い
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正解:A:顔のむくみと、尿が泡立ちやすい
解説:
- A:浮腫と蛋白尿を示唆する所見が疑う入口です
- B:鑑別が別方向になりやすいです
- C:呼吸器評価が中心になります
- D:感染症の鑑別が中心になります
Q2. アセスメントで優先して確認したいのはどれか
- A:体重変化と尿量、浮腫の部位
- B:便回数と食事の好み
- C:咳の回数と鼻水
- D:面会時間と不安の程度
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正解:A:体重変化と尿量、浮腫の部位
解説:
- A:体液貯留評価が病態把握に直結します
- B:一次評価の中心ではありません
- C:別の評価軸です
- D:支援は重要でも別枠です
Q3. 初動として最も適切なのはどれか
- A:運動量を増やしてむくみを減らす
- B:体重と尿量を確認し、医師へ共有して方針を確認する
- C:水分摂取を一律に増やす
- D:翌日に受診する
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正解:B:体重と尿量を確認し、医師へ共有して方針を確認する
解説:
- A:負担が増える可能性があります
- B:評価→共有が検査・治療につながります
- C:状況によっては悪化につながります
- D:遅れが不利になる可能性があります
Q4. 合併症を疑い、報告を優先したい所見はどれか
- A:眠りが浅いが遊べる時間もある
- B:片側の下肢が急に腫れて痛み、左右差が目立つ
- C:食欲が落ちたが水分は少し飲める
- D:むくみはあるが呼吸も体温も普段どおり
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正解:B:片側の下肢が急に腫れて痛み、左右差が目立つ
解説:
- A:緊急度の中心所見ではありません
- B:血栓を疑い、緊急度が上がります
- C:評価は必要でも中心所見ではありません
- D:安定所見だけで否定しにくいです
Q5. 家族への説明として最も適切なのはどれか
- A:むくみが減れば観察は不要
- B:体重と尿の変化を見て、むくみが増えたら早めに相談する
- C:食事は自由で塩分も気にしない
- D:発熱しても受診は翌週
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正解:B:体重と尿の変化を見て、むくみが増えたら早めに相談する
解説:
- A:再発の可能性があり観察継続が必要です
- B:家庭でできる評価を具体化すると対応が早くなります
- C:状況に応じて調整が必要です
- D:感染は増悪因子になり得ます
看護の落とし穴:「暑さでむくみやすい」と解釈してしまい、体重増加と尿の変化が見逃されやすい
◆ あひるのひとこと
むくみは“体重と尿”で裏づけると、判断がぶれにくいです。
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