小児の脱水と輸液:重症度評価と補液の優先順位(梅雨の嘔吐・下痢に備える)④治療理解|今日の1問(4択)

嘔吐・下痢では「何を入れるか」も大事ですが、まずは安全に循環を立て直すことが優先です。補液の考え方を整理します。

Q. 末梢循環不良があり脱水が疑われる小児。初期の補液として一般的に考えやすいのはどれか

  • A:低張液を大量に急速投与して、早く尿を出す
  • B:等張液で循環を評価しながら補正を進める
  • C:糖入り飲料を大量に飲ませて、血糖を上げる
  • D:利尿薬を先に投与し、むくみを減らす
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正解:B:等張液で循環を評価しながら補正を進める

解説:

  • A:低張液の急速投与は電解質異常のリスクがあり、初期対応として不利です
  • B:等張液で循環を立て直し、反応を見ながら次の方針を決めます
  • C:糖分過多で嘔吐を助長することがあり、初期の中心にはなりません
  • D:脱水の状況で利尿薬を先に使うと循環不全を悪化させる可能性があります

看護の落とし穴:「早く尿を出したい」に引っ張られ、等張液で循環を立てる基本が薄れやすい

◆ あひるのひとこと

最初は“循環を戻す”。これが補液の迷いを減らします。

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