小児の溺水(プール・川遊び):初期対応と呼吸評価(低体温も含めて)①基礎|今日の1問(4択)

6月末は急に暑い日が増え、水遊びが一気に増える時期です。溺水は「一度落ち着いた」に見えても、あとから呼吸が悪化することがあります。まずは定義と見方の基本を整理します。

Q. 溺水(drowning)の考え方として最も適切なのはどれか

  • A:水を飲まなければ溺水ではない
  • B:水に関連した呼吸障害が起きた時点で溺水として扱う
  • C:咳が止まれば溺水は完全に否定できる
  • D:溺水は必ず肺炎を起こすので抗菌薬が必須である
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正解:B:水に関連した呼吸障害が起きた時点で溺水として扱う

解説:

  • A:嚥下の有無だけで判断せず、呼吸障害の有無で評価します
  • B:水に関連した呼吸障害が起きた時点で溺水として対応を考えます
  • C:咳が落ち着いても遅れて呼吸状態が変化することがあり、観察が必要です
  • D:予防的に一律で抗菌薬を前提にせず、経過と所見で判断します

看護の落とし穴:暑さで「少しむせただけ」に見え、呼吸評価(SpO₂・努力呼吸)を省いて帰宅判断が早くなりやすい

◆ あひるのひとこと

溺水は「水の量」より「呼吸がどうか」で見ると判断が安定します。

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