乳幼児の誤飲・中毒②アセスメント|今日の1問(4択)

帰省先では、祖父母の薬や健康食品が、子どもの手の届く場所に置かれていることがあります。誤飲時の判断には、物質の特定と最大摂取量の見積もりが欠かせません。

Q. 1歳6か月児が、開いた薬箱の近くで見つかりました。中毒リスクを評価するために確認する情報として、最も適切なのはどれでしょう?

A:製品名と時刻だけを確認し、量は「少量」と記録する

B:胃洗浄の準備を優先し、情報収集は処置後に行う

C:製品名・成分・濃度、最大量、時刻、体重、症状を確認する

D:症状がなければ、原因物質を特定せず自宅観察とする

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正解:C:製品名・成分・濃度、最大量、時刻、体重、症状を確認する

選択肢の解説

A:製品名と時刻だけを確認し、量は「少量」と記録する
「少量」の受け止め方は人によって異なります。何錠なくなっているか、容器に残っている量、床に落ちている錠剤などから、摂取した可能性のある最大量を考えます。

B:胃洗浄の準備を優先し、情報収集は処置後に行う
胃洗浄の適応は限られており、すべての誤飲で行う処置ではありません。全身状態の評価と原因物質の確認を進め、必要な対応を判断します。

C:製品名・成分・濃度、最大量、時刻、体重、症状を確認する
中毒の重症度は、物質、製剤、摂取量、体重、経過時間などによって変わります。嘔吐、流涎、咳、意識状態、呼吸状態、けいれんの有無も確認します。

D:症状がなければ、原因物質を特定せず自宅観察とする
徐放性製剤などでは、症状の出現が遅れることがあります。無症状でも危険性の高い物質があるため、原因物質をできる限り特定します。

看護の落とし穴:同じ商品名でも、錠剤の含有量や徐放性製剤かどうかによって危険性が変わります。容器、お薬手帳、説明書、残っている錠剤を持参してもらい、商品名だけで判断しないようにします。

◆ あひるのひとこと

家族の「少し」を、錠数やmLに置き換える。それが誤飲アセスメントの第一歩。

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