乳幼児の誤飲・中毒⑤家族支援|今日の1問(4択)

帰省中の誤飲では、普段子どもと暮らしていない家族が強く自責することがあります。個人の注意だけに頼らず、子どもの発達に合わせて環境を変えることが再発予防につながります。

Q. 祖父の薬を1歳児が誤飲した可能性があり、家族が互いを責めています。看護師の対応として、最も適切なのはどれでしょう?

A:事故を繰り返さないよう、家族の不注意を具体的に指摘する

B:家族を責めずに経過を振り返り、保管場所と容器を一緒に見直す

C:薬を嫌がらないよう、普段から薬をお菓子と呼ぶよう説明する

D:自宅で起きた事故ではないため、帰省中の予防対策は扱わない

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正解:B:家族を責めずに経過を振り返り、保管場所と容器を一緒に見直す

選択肢の解説

A:事故を繰り返さないよう、家族の不注意を具体的に指摘する
責められたと感じると、家族が状況を話しにくくなる可能性があります。安全確認に必要な情報を聞きながら、どのように子どもの手が届いたかを一緒に振り返ります。

B:家族を責めずに経過を振り返り、保管場所と容器を一緒に見直す
薬や家庭用品は、元の容器に入れ、子どもから見えず、手が届かず、できれば施錠できる場所に保管します。祖父母宅や旅行先、来客のバッグなども確認します。

C:薬を嫌がらないよう、普段から薬をお菓子と呼ぶよう説明する
薬をお菓子と表現すると、子どもが自分から探して口にする可能性があります。薬は体調に合わせて大人と一緒に飲むものだと伝えます。

D:自宅で起きた事故ではないため、帰省中の予防対策は扱わない
子どもが過ごすすべての場所で対策が必要です。自宅では管理できていても、祖父母宅、宿泊先、車内などには新たな危険がある可能性があります。

看護の落とし穴:「高い所に置く」だけでは、登れるようになった子どもには十分でないことがあります。成長に合わせて手の届く範囲を見直し、扉や容器を施錠するなど、開けられない仕組みを取り入れます。

◆ あひるのひとこと

「気をつける」より、手が届いても開かない仕組みを。

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