手足口病は、夏を中心に乳幼児の間で流行します。名前のとおり手・足・口に症状がみられますが、臀部などに発疹が出ることもあります。
Q. 手足口病について、最も適切なのはどれでしょう?
A:細菌による感染症であり、抗菌薬によって治療する
B:発疹は手掌と足底だけに生じ、口腔内には現れない
C:複数のエンテロウイルスが原因となり、接触や飛沫などで感染する
D:一度感染すれば、すべての原因ウイルスに対する免疫ができる
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正解:C:複数のエンテロウイルスが原因となり、接触や飛沫などで感染する
選択肢の解説
A:細菌による感染症であり、抗菌薬によって治療する
手足口病は、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどによるウイルス感染症です。抗菌薬はウイルスには効果がなく、基本的には症状に応じた治療を行います。
B:発疹は手掌と足底だけに生じ、口腔内には現れない
手掌、足底、足背などの発疹に加え、口腔内に痛みを伴う水疱や潰瘍がみられます。臀部、膝、肘などに発疹が広がることもあります。
C:複数のエンテロウイルスが原因となり、接触や飛沫などで感染する
主な原因には、コクサッキーウイルスA16・A10・A6型、エンテロウイルス71型などがあります。飛沫感染、接触感染、便を介した糞口感染によって広がります。
D:一度感染すれば、すべての原因ウイルスに対する免疫ができる
原因となるウイルスが複数あるため、一度手足口病にかかった子どもが、別の型のウイルスによって再び発症することがあります。
看護の落とし穴:手足の発疹だけを見て、口腔内の病変を確認しないと、飲食を嫌がる理由を捉えられません。舌、頬の内側、口蓋などを無理のない範囲で観察し、流涎や嚥下時の痛みも確認します。
◆ あひるのひとこと
手と足の発疹を見つけたら、次に見るのは口の中と飲めている量。
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