手足口病では、発熱が高くなくても口腔内の痛みから水分が取れなくなることがあります。特に乳幼児では、「食べない」だけでなく、尿量や活動性から水分状態を評価します。
Q. 手足口病と診断された2歳児が、口の痛みで飲食を嫌がっています。優先して確認する内容はどれでしょう?
A:水分摂取量、尿の回数、涙、口腔内の乾燥、活動性
B:手足にある水疱の数を、一つずつ正確に数える
C:原因となったウイルスの型を、家族から聞き取る
D:過去に手足口病にかかったことがあるかだけを確認する
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正解:A:水分摂取量、尿の回数、涙、口腔内の乾燥、活動性
選択肢の解説
A:水分摂取量、尿の回数、涙、口腔内の乾燥、活動性
口腔内の水疱や潰瘍によって嚥下時痛が生じると、水分摂取量が減少します。摂取量、最終排尿時刻、尿回数、涙、口唇や口腔内の乾燥、活気、末梢循環などから脱水の程度を評価します。
B:手足にある水疱の数を、一つずつ正確に数える
発疹の分布や性状を確認することは必要ですが、水疱の正確な個数より、全身状態と水分摂取状況の評価を優先します。
C:原因となったウイルスの型を、家族から聞き取る
通常は症状から診断され、原因ウイルスの型を家族が把握していることは多くありません。一般的な経過では、型の特定より全身状態の評価が優先されます。
D:過去に手足口病にかかったことがあるかだけを確認する
再感染することがあるため、既往があっても手足口病は否定できません。現在の症状と水分状態を確認します。
看護の落とし穴:嘔吐や下痢がないため脱水は起こらないと思い込むと、摂取不足を見逃します。飲水量が把握できない場合は、普段との比較や最終排尿時刻、体重変化も判断材料になります。
◆ あひるのひとこと
手足口病で先に数えるのは、発疹より、おしっこと飲めた量。
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