口腔内に水疱や潰瘍があると、熱い物や酸味のある飲み物が刺激になります。食事量を急いで戻すより、痛みを軽減しながら少量ずつ水分を取れる方法を探します。
Q. 口腔内の痛みがある手足口病の子どもへのケアとして、最も適切なのはどれでしょう?
A:酸味のある果汁を勧め、唾液の分泌を促す
B:温かく塩味の強いスープを、まとめて飲ませる
C:栄養不足を防ぐため、普段量の固形食を食べさせる
D:鎮痛を行い、刺激の少ない冷たい飲み物を少量ずつ勧める
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正解:D:鎮痛を行い、刺激の少ない冷たい飲み物を少量ずつ勧める
選択肢の解説
A:酸味のある果汁を勧め、唾液の分泌を促す
柑橘類など酸味の強い飲み物は、口腔内の潰瘍を刺激し、痛みを強めることがあります。本人が飲みやすい、刺激の少ない飲み物を選びます。
B:温かく塩味の強いスープを、まとめて飲ませる
熱い物や塩味の強い物は口腔内の刺激になります。一度に多く飲ませず、冷ました飲み物を少量ずつ繰り返し勧めます。
C:栄養不足を防ぐため、普段量の固形食を食べさせる
短期間であれば、食事量より水分摂取を優先します。無理に食べさせると痛みや拒否が強くなるため、ヨーグルトや冷ました軟らかい食事などを選びます。
D:鎮痛を行い、刺激の少ない冷たい飲み物を少量ずつ勧める
指示された鎮痛薬を使用し、効果が現れる時間を考えて飲水を勧めます。コップ、ストロー、スプーンなど、子どもが飲みやすい方法を試します。
看護の落とし穴:「水分を取らせてください」と伝えるだけでは、口腔痛が強い子どもは飲めません。痛みの程度、鎮痛薬の使用状況、飲み物の温度や味、飲み方まで一緒に考えます。
◆ あひるのひとこと
飲めないのは、わがままではない。痛みを下げると、水分の入口が開く。
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