乳幼児の気道異物・窒息①基礎|今日の1問(4択)

夏休みの会食やバーベキューでは、子どもが普段と違う食材を口にする機会が増えます。乳幼児は気道が細く、噛む力や飲み込む機能も発達の途中にあるため、食品の形や硬さにも注意が必要です。

Q. 乳幼児に食物による窒息が起こりやすい理由として、最も適切なのはどれでしょう?

A:成人より気道が広く、異物が奥へ入りにくい

B:咳反射が強いため、小さな異物は必ず排出できる

C:奥歯が生える前から、硬い食品を十分にすりつぶせる

D:気道が細く、噛む・飲み込む機能も発達の途中である

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正解:D:気道が細く、噛む・飲み込む機能も発達の途中である

選択肢の解説

A:成人より気道が広く、異物が奥へ入りにくい
乳幼児の気道は成人より細く、小さな食物や玩具でも閉塞する可能性があります。球形で表面が滑らかな物は、気道に密着して空気の通り道を塞ぎやすくなります。

B:咳反射が強いため、小さな異物は必ず排出できる
咳によって異物を排出できる場合もありますが、気道が完全に閉塞すると、声や咳そのものが出なくなります。

C:奥歯が生える前から、硬い食品を十分にすりつぶせる
乳幼児は奥歯が生えそろっておらず、硬い食品を十分にすりつぶせないことがあります。食べられているように見えても、大きなまま飲み込む可能性があります。

D:気道が細く、噛む・飲み込む機能も発達の途中である
乳幼児は気道が細いうえ、咀嚼や嚥下、呼吸と食事を協調させる機能が発達の途中です。泣く、笑う、歩くなどをしながら食べると、誤嚥の危険が高まります。

看護の落とし穴:普段食べている食品だから安全とは限りません。同じ食品でも、大きさ、形、硬さ、子どもの姿勢や眠気によって窒息の危険性が変わります。

◆ あひるのひとこと

同じ食材でも、切り方と食べ方で危険度は変わる。

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