乳幼児の気道異物・窒息③初期対応|今日の1問(4択)

乳児の気道異物では、腹部突き上げ法を行いません。頭頸部を支えながら背部叩打法と胸部突き上げ法を行い、異物が出るか、反応がなくなるまで続けます。

Q. 8か月児が食物をのどに詰まらせ、声も有効な咳も出せません。反応はあります。対応として最も適切なのはどれでしょう?

A:119番通報を依頼し、背部叩打法と胸部突き上げ法を行う

B:乳児を立たせ、腹部を内上方へ強く突き上げる

C:異物が見えなくても、指を口の奥まで入れて探す

D:食物を流し込むため、少量の水を飲ませる

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正解:A:119番通報を依頼し、背部叩打法と胸部突き上げ法を行う

選択肢の解説

A:119番通報を依頼し、背部叩打法と胸部突き上げ法を行う
周囲に助けを求め、119番通報を依頼します。乳児の頭部を体幹より低く保ち、背部叩打法と胸骨下半分への胸部突き上げ法を数回ずつ交互に行います。

B:乳児を立たせ、腹部を内上方へ強く突き上げる
乳児に腹部突き上げ法は行いません。肝臓などの腹部臓器を損傷する危険があります。

C:異物が見えなくても、指を口の奥まで入れて探す
見えない異物を指で探ると、さらに奥へ押し込んだり口腔内を傷つけたりする可能性があります。口の中に異物が見え、容易に取り除ける場合のみ除去します。

D:食物を流し込むため、少量の水を飲ませる
気道が閉塞している子どもに水を飲ませることはできません。誤嚥を悪化させる可能性があります。

看護の落とし穴:乳児を持ち替えるときに、頭頸部の支持が不十分になることがあります。あごや後頭部を支え、頭部を低く保ちながら、安全に背部と胸部への手技を切り替えます。

◆ あひるのひとこと

乳児は腹部を突き上げない。背中と胸で、異物を動かす。

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