乳幼児の気道異物・窒息④危険サイン|今日の1問(4択)

異物除去を行っている途中で、子どもの反応がなくなることがあります。その場合は立位での異物除去を続けず、心停止を想定した一次救命処置へ切り替えます。

Q. 気道異物除去中の子どもが反応を失い、普段どおりの呼吸がありません。次の対応として最も適切なのはどれでしょう?

A:立たせたまま腹部突き上げ法を続ける

B:呼吸が戻るよう、口から水を流し込む

C:119番通報とAEDを手配し、胸骨圧迫から心肺蘇生を開始する

D:心肺蘇生を始める前に、指で口の奥を繰り返し探る

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正解:C:119番通報とAEDを手配し、胸骨圧迫から心肺蘇生を開始する

選択肢の解説

A:立たせたまま腹部突き上げ法を続ける
反応を失った子どもを立たせたまま手技を続けると、転倒や対応の遅れにつながります。安全な場所に仰向けにして心肺蘇生を開始します。

B:呼吸が戻るよう、口から水を流し込む
反応がなく、正常な呼吸がない子どもに水を飲ませることはできません。さらに気道を塞ぐ可能性があります。

C:119番通報とAEDを手配し、胸骨圧迫から心肺蘇生を開始する
周囲に119番通報とAEDを依頼し、胸骨圧迫から心肺蘇生を開始します。人工呼吸を行うために気道を開いた際、口腔内に異物が見えれば取り除きます。

D:心肺蘇生を始める前に、指で口の奥を繰り返し探る
異物が見えない状態で口の中を探ると、異物を奥へ押し込む可能性があります。異物探しのために胸骨圧迫を遅らせません。

看護の落とし穴:異物を見つけることに集中し、胸骨圧迫の開始が遅れることがあります。反応と正常な呼吸がなければ、異物が見えなくても心肺蘇生を開始します。

◆ あひるのひとこと

反応がなくなったら、異物探しより先に心肺蘇生へ切り替える。

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