窒息事故が起きると、家族は「見ていたのに防げなかった」と強く自責することがあります。見守りだけに頼らず、食材の選び方、切り方、食べるときの姿勢を一緒に振り返ります。
Q. 乳幼児の食物による窒息予防として、最も適切なのはどれでしょう?
A:大人が見ていれば、ブドウは丸ごと与えてよい
B:3歳児には、乾いた豆やナッツを一粒ずつ与える
C:よく噛むよう伝えれば、歩きながら食べてもよい
D:丸い食品は4等分し、座って落ち着いた状態で食べさせる
✅ 正解・解説を見る
正解:D:丸い食品は4等分し、座って落ち着いた状態で食べさせる
選択肢の解説
A:大人が見ていれば、ブドウは丸ごと与えてよい
ブドウやミニトマトなど、丸く滑らかな食品は気道を塞ぎやすい形です。見守っていても、完全閉塞は短時間で起こります。
B:3歳児には、乾いた豆やナッツを一粒ずつ与える
乾いた豆やナッツ類は、細かく砕けて気道に入りやすく、こども家庭庁は5歳以下の子どもには食べさせないよう注意を呼びかけています。
C:よく噛むよう伝えれば、歩きながら食べてもよい
歩く、遊ぶ、話す、笑うなどをしながら食べると、食物を吸い込む可能性があります。座って食事に集中できる環境をつくります。
D:丸い食品は4等分し、座って落ち着いた状態で食べさせる
ブドウ、ミニトマト、さくらんぼ、個装チーズなどは、4等分して丸い形を変えます。年齢だけでなく、歯の生え方や咀嚼・嚥下機能に合った硬さと大きさにします。
看護の落とし穴:「目を離さないでください」という説明だけでは、窒息そのものを防ぎきれません。食材の形を変える、危険性の高い食品を避ける、眠いときや泣いているときには食べさせないなど、具体的な行動に置き換えて伝えます。
◆ あひるのひとこと
見守りは最後の備え。最初の予防は、食材の選び方と切り方。
📚 参考図書
| 書籍タイトル | 内容・おすすめポイント |
|---|---|
| クエスチョン・バンク看護 2027 | 本試験形式で出題傾向を徹底分析。過去問を中心に効率よく実践力を鍛えられます。 |
| クエスチョン・バンクSelect必修 2027 | 必修問題を網羅。やさしい解説と豊富なイラストで初学者にもわかりやすい一冊です。 |
| レビューブック看護 2027 | 看護学生の“要点整理バイブル”。国試直前の総まとめにも最適です。 |

コメント