昔の面影を求めて

最近、ふと思う。

また病棟で働きたいなあって。

でも、じゃあ戻ればいいやんと言われると、そう簡単でもない。

知識が抜けているから。
忙しさについていけるかわからないから。
体力が落ちているから。

そういう理由もまぁあるっちゃあるんだけど、そこが本当の理由ではない気がしている。

おそらく最も恐れているのは、昔の自分が崩れることなのかなと。

病棟にいた頃の自分は、そこそこ働けていた気がする。

一応認定看護師の資格を持っていたし、経験年数的にもチームの主軸のつもりではあった。

少なくとも自分の中ではそういうことにしておく。

こどもや家族と話して。
後輩に何かを伝えて。
病棟の中で、自分なりに役に立てていた気がする。

でも今戻ったらどうなんだろう。

何もできないかもしれない。
動けないかもしれない。
判断できないかもしれない。
何か聞かれても、答えられないかもしれない。

そしてそのときに

「あれ、自分ってこんな役立たずだったっけ…」

と思ってしまうのが怖い。

病棟が不安というより
忙しさに順応できるかというより
昔の自分を壊してしまうのが怖い。

たぶん、そんな感じなんだと思う。

最近、self-esteemの勉強をした。

自己肯定感とか、自己評価とか、自分が自分をどう見ているかとか。

そういうことを考えていると、ふと自分に返ってくる。

自分も結局、自分の中にある「できていた自分」にしがみついているんだなと思う。

なかなかダサいな。

でも、たぶんそういうことなんだろう。

プライドはすべておいてきたつもりだった。

学び直しには邪魔だから。

でもまだプライドあったんだな。

これがいいことか、悪いことかはわからない。

それがわかるのはもう少し先になるのかな。

さて。

数年後の自分は何をしているんだろう。

病棟にいるのか。
教育の場にいるのか。
研究をしているのか。
それとも全然違うところにいるのか。

まーったくわからない。

ひとつだけ言えるのは、どんな場所にいても、きっと自分は自分のやりたいことだけ追っかけてるんだろうなってこと。

未来の自分に期待して、今は目の前の課題をひとつずつ。

おわり。

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