花粉や外食で症状が出やすい時期は、重症化の見極めが重要です。症例で初動と観察をまとめます。
症例
8歳。食後に蕁麻疹が出現し、咳き込みと喘鳴が出てぐったりしてきた。対応中も症状が揺れる。
Q1. 重症を疑う所見はどれか
- A:蕁麻疹のみで元気
- B:皮膚症状+喘鳴+ぐったり
- C:くしゃみと鼻水のみ
- D:軽い腹痛のみ
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正解:B:皮膚症状+喘鳴+ぐったり
解説:
- A:重症サインは乏しい。
- B(正解):呼吸・循環症状を伴うと重症を疑う。
- C:季節性の範囲になりやすい。
- D:単独では鑑別が広い。
Q2. 反復評価の中心はどれか
- A:皮膚色だけ
- B:呼吸と循環(CRT含む)
- C:食事内容の詳細
- D:不安の程度だけ
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正解:B:呼吸と循環(CRT含む)
解説:
- A:情報が不足。
- B(正解):命に直結する指標。
- C:初動の優先ではない。
- D:一次評価ではない。
Q3. 初期治療の中心薬剤はどれか
- A:アドレナリン筋注
- B:抗ヒスタミン薬内服
- C:解熱鎮痛薬内服
- D:抗菌薬点滴
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正解:A:アドレナリン筋注
解説:
- A(正解):最優先。
- B:補助。
- C:目的が違う。
- D:目的が違う。
Q4. 観察継続を考える理由はどれか
- A:二相性反応で再増悪することがある
- B:必ず再発する
- C:皮膚症状だけなら不要
- D:抗菌薬を始めるため
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正解:A:二相性反応で再増悪することがある
解説:
- A(正解):時間を置いて再燃する可能性。
- B:必ずではない。
- C:経過で変わり得る。
- D:目的が違う。
Q5. 退院後の指導として適切なのはどれか
- A:様子を見てから受診
- B:回避と自己注射薬の使い方を共有
- C:薬は持たない
- D:運動は禁止
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正解:B:回避と自己注射薬の使い方を共有
解説:
- A:遅れやすい。
- B(正解):回避+緊急対応がセット。
- C:安全策を失う。
- D:一律は禁止しない。
看護の落とし穴:「いつものアレルギー」と判断してしまい、呼吸・循環の悪化を後追いしやすい。
◆ あひるのひとこと
皮膚に引っ張られず、息と意識を同時に見ると判断が速くなります。
📚 参考図書
おわり。
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