小児アナフィラキシーの初動|今週のまとめ(症例+5問)

花粉や外食で症状が出やすい時期は、重症化の見極めが重要です。症例で初動と観察をまとめます。

症例

8歳。食後に蕁麻疹が出現し、咳き込みと喘鳴が出てぐったりしてきた。対応中も症状が揺れる。

Q1. 重症を疑う所見はどれか
  • A:蕁麻疹のみで元気
  • B:皮膚症状+喘鳴+ぐったり
  • C:くしゃみと鼻水のみ
  • D:軽い腹痛のみ
✅ 正解・解説を見る正解:B:皮膚症状+喘鳴+ぐったり

解説:
  • A:重症サインは乏しい。
  • B(正解):呼吸・循環症状を伴うと重症を疑う。
  • C:季節性の範囲になりやすい。
  • D:単独では鑑別が広い。
Q2. 反復評価の中心はどれか
  • A:皮膚色だけ
  • B:呼吸と循環(CRT含む)
  • C:食事内容の詳細
  • D:不安の程度だけ
✅ 正解・解説を見る正解:B:呼吸と循環(CRT含む)

解説:
  • A:情報が不足。
  • B(正解):命に直結する指標。
  • C:初動の優先ではない。
  • D:一次評価ではない。
Q3. 初期治療の中心薬剤はどれか
  • A:アドレナリン筋注
  • B:抗ヒスタミン薬内服
  • C:解熱鎮痛薬内服
  • D:抗菌薬点滴
✅ 正解・解説を見る正解:A:アドレナリン筋注

解説:
  • A(正解):最優先。
  • B:補助。
  • C:目的が違う。
  • D:目的が違う。
Q4. 観察継続を考える理由はどれか
  • A:二相性反応で再増悪することがある
  • B:必ず再発する
  • C:皮膚症状だけなら不要
  • D:抗菌薬を始めるため
✅ 正解・解説を見る正解:A:二相性反応で再増悪することがある

解説:
  • A(正解):時間を置いて再燃する可能性。
  • B:必ずではない。
  • C:経過で変わり得る。
  • D:目的が違う。
Q5. 退院後の指導として適切なのはどれか
  • A:様子を見てから受診
  • B:回避と自己注射薬の使い方を共有
  • C:薬は持たない
  • D:運動は禁止
✅ 正解・解説を見る正解:B:回避と自己注射薬の使い方を共有

解説:
  • A:遅れやすい。
  • B(正解):回避+緊急対応がセット。
  • C:安全策を失う。
  • D:一律は禁止しない。
看護の落とし穴:「いつものアレルギー」と判断してしまい、呼吸・循環の悪化を後追いしやすい。

◆ あひるのひとこと

皮膚に引っ張られず、息と意識を同時に見ると判断が速くなります。

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おわり。

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