【復習用】小児 必修25問|YouTube翌日 深掘り解説(問題つき)

まずはYouTubeの聞き流し動画はこちら:【2026年最新版】小児看護が苦手な人はまずここから|看護師国家試験 必修25問・一問一答

今回は、看護師国家試験の小児看護分野から、必修レベルの知識問題を25問用意しました。成長発達、予防接種、事故予防、慢性疾患児の支援など、国試でも臨床でも押さえておきたい基本ポイントを中心に確認していきます。

このページは、YouTubeで学習した翌日の夜に、復習として“読みで整理”できるように作った深掘り記事です。まずは答えを見ずに解いてから、各問の「解答・解説を見る」を開いて答え合わせしてください。


このページの使い方(おすすめ)

  1. 問題を読む(先に自分で答えを決める)
  2. 答え合わせは、各問の下の「解答・解説を見る」を開く
  3. 最後に答えだけ一覧で2周目チェック

※この記事の問題は国家試験の傾向を参考にしたオリジナル問題です。内容の正確性には配慮していますが、学習は教科書・過去問集と併用してください。


第1問

小児の薬用量を決定するときに最も重視する指標として適切なのはどれか
A 体重
B 年齢
C 身長
D 性別

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正解:A

小児では体格や代謝が成人と異なるため、薬用量は体重あたりの量で計算することが基本になります。年齢や身長、性別だけで用量を決めるのは安全とはいえません。

深掘り:必修は「体重換算」を軸に問われます。実務でも体重の更新(いつ測った体重か)がズレると事故につながるため、まず最新の体重を確認する癖が大事です。

第2問

正期産新生児の生理的体重減少について正しい説明はどれか
A 生後1週までに体重が20パーセント以上減少する
B 生後3から5日頃に体重が5から10パーセント減少し1から2週で出生時体重にもどる
C 生後すぐから体重は増加し続け減少はみられない
D 生後1か月まで体重はほとんど変化しない

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正解:B

正期産新生児では、生後数日間に5から10パーセント程度の生理的体重減少がみられ、1から2週間で出生時体重にもどるのが一般的です。20パーセントを超える減少や回復の遅れは異常の可能性があります。

深掘り:体重だけでなく、哺乳量・尿や便の回数・活気とセットで見ます。数字の暗記だけでなく「脱水や哺乳不良のサインを拾う」視点が必修で強いです。

第3問

乳児の呼吸の特徴として最も適切なのはどれか
A 成人と同じ胸式呼吸が中心で呼吸数は少ない
B 呼吸数は成人より少なく深い呼吸が多い
C 腹式呼吸が目立ち呼吸数は成人より多い
D 随意的に呼吸を止めることができる

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正解:C

乳児は横隔膜による腹式呼吸が主体で、呼吸数も成人より多いのが特徴です。呼吸パターンの変化は重要な観察ポイントになります。

深掘り:必修は「正常の特徴」を押さえた上で、陥没呼吸・呻吟・チアノーゼなど異常サインに気づけるかが勝負です。

第4問

1歳6か月頃の発達特徴として最も適切なのはどれか
A 首がすわる
B はいはいを始める
C 意味のない喃語のみを話す
D 一人で歩き数語の意味のある言葉を話す

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正解:D

1歳半頃には、多くの子どもが一人歩きができ、数語の意味のある言葉を話すようになります。首すわりやはいはいはもっと早い時期の発達項目です。

深掘り:発達は「できる/できない」だけでなく個人差があります。国試は目安として大きくズレない月齢を選ばせる問題が多いです。

第5問

乳幼児が脱水になりやすい理由として最も適切なのはどれか
A 体水分量の割合が高く代謝も亢進している
B 腎機能が成人より優れており水をよく貯められる
C 体表面積が小さく水分喪失が少ない
D 発汗機能が未熟で汗をかかない

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正解:A

乳幼児は体重に占める水分の割合が高く、基礎代謝量も多いため、水分出納が不安定で脱水になりやすいです。体表面積は体重のわりに大きく、不感蒸泄も多いことに注意が必要です。

深掘り:「吐く・下痢・発熱」だけでなく、哺乳低下でも一気に脱水へ傾きます。必修は早期サイン(口腔乾燥、尿量減少、活気低下)がセットで出ます。

第6問

小児への予防接種の主な目的として最も適切なのはどれか
A 病気になった後の症状を必ずなくす
B 重症化や合併症を予防する
C すべての感染症を完全になくす
D 抗菌薬を使わなくてよくする

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正解:B

予防接種は感染症そのものや重症化、合併症を予防することが目的です。すべての感染症をゼロにしたり、抗菌薬を全く使わなくてよくなるわけではありません。

深掘り:国試は「目的のズレ」を狙います。必ず・完全にのような強い断定は不適切になりやすいので注意です。

第7問

三種混合ワクチンで予防できる感染症の組み合わせとして正しいのはどれか
A 麻疹と風疹と流行性耳下腺炎
B 結核と日本脳炎とB型肝炎
C ジフテリアと百日せきと破傷風
D 水痘とおたふくかぜとインフルエンザ

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正解:C

三種混合ワクチンはジフテリア、百日せき、破傷風の三つの感染症を予防するためのワクチンです。麻疹や風疹、流行性耳下腺炎は別の混合ワクチンで対応します。

深掘り:必修は略語や混合の組み合わせで迷わせます。まずはDPT=ジフテリア、百日せき、破傷風を固定で覚えるのが近道です。

第8問

BCGワクチンの接種方法として最も適切なのはどれか
A 上腕に皮下注射する
B 大腿に筋肉内注射する
C 経口で服用させる
D 上腕に管針法で皮内接種する

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正解:D

BCGワクチンは、専用の管針を用いて上腕などに皮内接種するのが特徴です。一般的な皮下注射や筋肉内注射とは方法が異なります。

深掘り:ここは「方法」がそのまま問われやすいポイントです。必修は皮内・管針法のワードを拾えると確実に取れます。

第9問

熱性けいれんの特徴として最も適切なのはどれか
A 生後6か月から5歳頃の発熱時に起こる全身けいれんが多い
B 必ず30分以上けいれんが続く
C 必ず脳の後遺症を残す
D 高齢者に多くみられる

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正解:A

熱性けいれんは主に生後6か月から5歳頃の小児で、発熱に伴って一過性に起こるけいれんです。多くは数分以内におさまり、後遺症を残さない単純型がほとんどです。

深掘り:必修は「多くは短時間で自然におさまる」を押さえます。長い、片側だけ、反復、意識回復が遅いなどは要注意の方向として整理しておくと選択肢に強いです。

第10問

乳幼児の脱水を疑う所見として最も適切なのはどれか
A 尿量が増えおむつがよく濡れている
B 口渇があり尿量が減少しぐったりしている
C 涙が多くよく泣いている
D 体重が急に増加している

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正解:B

脱水では口渇、尿量減少、皮膚ツルゴール低下、全身倦怠感や不機嫌などがみられます。おむつがよく濡れている状態は脱水の所見とはいえません。

深掘り:「ぐったり」は重症度のサインになりやすい表現です。必修では経口補水ができるか、受診が必要かの判断につながる形で問われることがあります。

第11問

小児看護におけるプレパレーションの目的として最も適切なのはどれか
A 親との面会時間を減らすため
B 治療への同意をとるためだけ
C 子どもがこれからの処置や検査を理解し不安を軽減するため
D 処置を早く終わらせるため

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正解:C

プレパレーションは、子どもの発達段階に合わせて処置や検査の内容を説明し、見通しをもてるようにすることで不安や恐怖を軽減することが目的です。

深掘り:必修は「見通し」がキーワードです。嘘をつかず、短く具体的に伝えることで、協力が得やすくなります。

第12問

病棟のプレイルームや遊びの場を設ける主な目的として最も適切なのはどれか
A 感染症の子どもを隔離するため
B 看護師の業務量を減らすため
C 親子を分離するため
D 遊びを通して発達と心の安定を支援するため

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正解:D

遊びは子どもの発達や情緒の安定にとって重要な活動であり、入院生活のストレスを和らげる効果もあります。安心できる空間として活用します。

深掘り:「遊び=単なる気晴らし」ではなく、発達支援と治療への適応の一部として捉えるのが小児の基本です。

第13問

乳児を抱き上げるときの基本的な留意点として最も適切なのはどれか
A 頭と首をしっかり支えて抱く
B 足首を持って持ち上げる
C 腕だけを引いて引き起こす
D 声をかけず急に抱き上げる

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正解:A

乳児は頸部の筋力が未発達なため、抱き上げるときは頭と首を支えることが重要です。足首を持つ、腕だけを引くなどの方法は危険です。

深掘り:必修は「安全な取り扱い」。首すわり前は特に、頭部支持ができているかがポイントです。

第14問

学童期の心理社会的特徴として最も適切なのはどれか
A 自己中心性が強く他者の視点がもてない
B 集団への所属感が高まり友人関係が重視される
C 空想的思考が中心で現実判断が難しい
D 分離不安が最も強い時期である

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正解:B

学童期は学校や友人グループなど集団への所属が大きな意味を持ち、仲間との関係が自己評価にも影響します。

深掘り:入院が長い子は、治療だけでなく学校・友人とのつながりが課題になります。学習支援や面会の工夫など、看護の方向性にもつながります。

第15問

思春期の発達課題として最も適切なのはどれか
A 首すわりや歩行などの運動発達
B 基本的信頼感の形成
C 自我同一性や自分らしさの模索
D 老年期の喪失体験への適応

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正解:C

思春期は第二次性徴が進み身体像が変化する中で、自我同一性を模索する時期です。基本的信頼感の形成は乳児期の課題です。

深掘り:必修は「発達段階の対応」。思春期はプライバシー配慮自己決定の尊重が看護の鍵になりやすいです。

第16問

小児気管支喘息の発作予防に関する生活指導として最も適切なのはどれか
A 発作がないときも運動を一切禁止する
B 症状がなくなったら自己判断で吸入薬を中止する
C 風邪をひいたら薬は中止するよう勧める
D 医師の指示のもと環境整備と継続的な薬物療法を行う

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正解:D

喘息の管理では、環境整備と医師の指示に従った継続的なコントローラー薬の使用が重要です。自己判断で薬を中止すると発作を起こしやすくなります。

深掘り:必修は「継続」がポイントです。発作がないときほど、コントロールを維持するための行動(環境、内服や吸入)を選ばせます。

第17問

川崎病で特徴的にみられる症状として最も適切なのはどれか
A 5日以上続く発熱と眼球結膜の充血
B 強い呼吸困難とチアノーゼ
C 突然の片麻痺と構音障害
D 下痢と血便が必発でみられる

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正解:A

川崎病では5日以上続く発熱、眼球結膜の充血などが特徴です。ほかにも口唇の変化、発疹、四肢末端の変化などがみられます。

深掘り:必修は「5日以上の発熱」が軸。合併症として冠動脈が重要なテーマなので、疑ったら早期受診につなげる視点も押さえたいです。

第18問

先天性心疾患のある子どもの生活で看護師が特に留意する点として最も適切なのはどれか
A 仰臥位で足を高くあげて過ごさせる
B 疲れやすいため休息と酸素需要を増やさない姿勢に配慮する
C 泣かせて心拍数を高めるよう促す
D 運動をできるだけ強く勧める

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正解:B

先天性心疾患児は心負荷がかかりやすく疲れやすいため、活動と休息のバランスに配慮し、呼吸が楽な体位をとるなど酸素需要を増やしすぎないことが大切です。

深掘り:必修は「酸素需要を上げない」の方向が出やすいです。泣く・興奮・無理な運動は心負荷になりやすい点を整理しましょう。

第19問

けいれん発作時の看護として最も適切なのはどれか
A 口に割りばしを入れて舌を噛まないようにする
B 強く揺さぶって意識を戻そうとする
C 頭部を保護し体を横向きにして呼吸状態と時間を観察する
D 抑えつけて動きを止める

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正解:C

けいれん時は頭部を保護し、誤嚥を防ぐために側臥位とし、呼吸やけいれんの持続時間を観察することが重要です。口に物を入れたり揺さぶったりすることは危険です。

深掘り:必修は「安全確保+観察」。時間呼吸の観察が次の対応につながるため、まずここを選べるようにしておくと強いです。

第20問

幼児の家庭内事故予防として看護師の指導で最も適切なのはどれか
A 大人と同じ高さのベッドで柵なしで寝かせる
B 薬は手の届きやすいテーブルの上に置いておく
C 浴槽には一人で入れるよう練習させる
D ベッドや階段からの転落や誤飲など家庭内事故に注意し環境を整える

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正解:D

幼児は危険予測が難しいため、柵の設置や薬・洗剤の保管など環境調整が事故予防に重要です。

深掘り:必修は「環境で防ぐ」。保護者への指導では「一瞬でも起こる」を前提に、具体策(手の届かない収納、ロック、柵)を選ばせます。

第21問

乳幼児健康診査の主な目的として最も適切なのはどれか
A 病気の子どもだけを見つける
B 成長発達や育児環境を評価し必要な支援につなげる
C 予防接種の回数を減らす
D 医療費を削減するために行う

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正解:B

乳幼児健診は身体計測や発達の確認、育児相談などを通じて、子どもの健康や発達、家庭環境を評価し、必要に応じて支援につなげることが目的です。

深掘り:国試は「目的の広さ」を問います。健診は病気探しだけでなく、育児不安の軽減支援への導線として重要です。

第22問

小児の痛みの評価で重要な看護師の視点として最も適切なのはどれか
A 泣かない子どもには痛みがないと判断する
B 表情や体動など行動を観察して評価する
C 血圧だけを見て痛みを判断する
D 子どもの痛みの訴えは大げさなので軽く考える

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正解:B

小児では言語化が難しいことも多いため、表情、泣き方、体動、姿勢などの行動指標も合わせて痛みを評価することが重要です。

深掘り:必修は「主観+客観」。年齢や発達に応じて、観察指標で拾うことが求められます。

第23問

慢性疾患のある子どもの学校生活支援として最も適切なのはどれか
A 病気のことは学校に伝えず通学させる
B 欠席を避けるため治療を後回しにする
C 学校と連携し無理のない登校と友人関係を支える
D 集団活動はすべて制限する

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正解:C

慢性疾患児では、学校と医療・家庭が連携し、体調に合わせた登校・学習の調整や友人関係への支援を行うことが大切です。

深掘り:必修は「連携」がキーワードです。治療の継続と、子どもの生活(学習・友人)の両立を支える方向が正解になりやすいです。

第24問

病気の子どものきょうだいへの支援として看護師の説明で最も適切なのはどれか
A 病児に集中するためきょうだいには我慢するよう伝える
B きょうだいには病気の説明はせず関わらせないようにする
C きょうだいは自然に理解するので特別な関わりは不要と伝える
D きょうだいの不安や嫉妬にも目を向け気持ちを言葉にできるよう支援する

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正解:D

病児に注目が集まりがちな中で、きょうだいも不安や寂しさ、嫉妬などさまざまな感情を抱えています。きょうだいの気持ちに目を向け、わかりやすい説明や関わりの機会をもつことが重要です。

深掘り:必修は「見えにくい困りごと」を拾う問題が出ます。きょうだい支援は、家族全体の安定にもつながる重要ポイントです。

第25問

入院中の子どもへの家族の面会について看護師の説明として最も適切なのはどれか
A 感染予防のため原則として面会は認めない
B 親子の愛着を守り子どもの安心につながるため面会を大切にする
C 子どもの自立のため面会は少ないほうがよい
D 看護師の業務効率のため面会は制限する

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正解:B

入院中も親子の愛着関係を維持することは子どもの安心感や治療への適応にとって重要です。感染状況などによる制限はありますが、可能な範囲で面会や同室を大切にすることが望まれます。

深掘り:必修は「子どもの安心=家族支援」を押さえます。制限が必要な場面でも、代替(オンライン面会など)を考える姿勢が看護の方向性です。


答えだけ一覧(2周目用)

第1問A/第2問B/第3問C/第4問D/第5問A/第6問B/第7問C/第8問D/第9問A/第10問B/第11問C/第12問D/第13問A/第14問B/第15問C/第16問D/第17問A/第18問B/第19問C/第20問D/第21問B/第22問B/第23問C/第24問D/第25問B


まとめ

お疲れさまでした。今回は、小児の必修ポイントを25問で確認しました。
特に、小児の正常の目安(呼吸の特徴・新生児の体重変化)、脱水の見つけ方(尿量・活気・口腔乾燥)、予防接種の目的と代表ワクチン、発達段階に合わせた関わり(プレパレーション・遊び・思春期の配慮)、そして**家族支援(きょうだい・面会・学校連携)**は、セットで整理しておくと得点に直結します。
最後にもう一度、答え一覧だけで2周目チェックして、迷った問題は「解答・解説」を開いてポイントを固めておきましょう。

おわり。

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