こんにちは、あひるのマーチです🐤
今回は「小児の輸液と脱水」をテーマに、5問で整理します。
国試では脱水の分類、補液量、輸液管理の観察などが頻出ポイントです。
💡 第1問
体重10kgの乳児が嘔吐と下痢で脱水を起こしている。おおよその1日水分必要量として最も適切なのはどれか。
A. 約100mL
B. 約500mL
C. 約1000mL
D. 約1500mL
✅ 正解: D. 約1500mL
🩷 解説: 小児の1日水分必要量は、体重10kgまでは100mL/kgが目安。
10kgの乳児では100×10=1000mLに加え、発熱や下痢・嘔吐による喪失分を考慮します。
したがって約1.5Lが適切な輸液量の目安です。
💡 第2問
脱水症の分類で「粘膜乾燥・涙の減少・尿量減少」がみられる状態はどれか。
A. 軽度脱水
B. 中等度脱水
C. 重度脱水
D. 代償期
✅ 正解: B. 中等度脱水
🩷 解説: 脱水は喪失体液量で分類します。
– 軽度:体重減少3〜5%、口渇のみ
– 中等度:体重減少6〜9%、粘膜乾燥・尿量減少
– 重度:体重減少10%以上、意識障害・ショック徴候
💡 第3問
経口補水療法(ORS)を行う際の看護として最も適切なのはどれか。
A. 一度に多量を飲ませる
B. 嘔吐があってもすぐ再開する
C. 少量を頻回に与える
D. 甘い飲料で代用する
✅ 正解: C. 少量を頻回に与える
🩷 解説: 経口補水は5〜10mLずつ頻回が原則。
一度に多く与えると嘔吐を誘発します。
ORS(経口補水液)はナトリウム・ブドウ糖を適切に含み、電解質バランスを保つことができます。
💡 第4問
静脈内輸液管理中の乳児で、輸液外漏れを疑う観察所見はどれか。
A. 点滴速度が一定
B. 穿刺部周囲が膨隆し蒼白
C. 穿刺部の発赤・熱感なし
D. 四肢の動きが活発
✅ 正解: B. 穿刺部周囲が膨隆し蒼白
🩷 解説: 乳児は皮下組織が柔らかく、外漏れを起こしやすいです。
蒼白・膨隆・冷感は漏れのサイン。
早期に気づいて抜針・再穿刺し、血管確保をやり直すことが大切です。
💡 第5問
乳児の輸液速度を管理する際に注意すべきこととして最も適切なのはどれか。
A. 成人と同じ速度で滴下する
B. 急速輸液でショック予防を行う
C. 微量投与セットやシリンジポンプを使用する
D. 一時的な閉塞を防ぐため三方活栓を常に開放する
✅ 正解: C. 微量投与セットやシリンジポンプを使用する
🩷 解説: 小児では輸液量が少なく調整が難しいため、微量投与セット・シリンジポンプが必須です。
滴下速度が速すぎると、心不全や肺水腫のリスクが高まります。
🌿 まとめ
小児の輸液は「必要量・速度・観察」の3点セットで管理します。
脱水の程度を的確に見極め、経口補水と静脈輸液を適切に使い分けましょう。
水分管理の観察力が、回復の早さにつながります🐣
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おわり。

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