仕事を始めるときにいろいろと話題になりがちな同期という存在。
ちょっと思うところがあったのでX(Twitter)でアンケートを取らせてもらった。
その結果がこちら。
みなさんはどう思うだろうか?
個人的にはちょっと意外だったなと。
というのも自分は圧倒的に「新卒は同期あり、転職は同期なしがいい」派だったので。
ここからは“同期”について個人的見解を少しつらつらと。
新卒で同期がいるメリット
これに関してはアンケートでも9割以上が「いるほうが嬉しい」と回答してくれているのでもはやそれが世の中の答えなんだろう。
個人的にも新卒は絶対に同期がいた方がいいと思っている。
理由は、もちろん初めての就職で不安な中、同じ年代の仲間がいるという安心感。
というのもあるだろうが、個人的には「同期がいる=複数人採用している」ということなのでそういう組織はそれなりに教育体制が整っているであろうことが一番大きいと思う。
新卒での就職というのは、文字通り初めて社会に出るということ。
「バイトリーダーやってました!」みたいな学生もたくさんいるだろうし、「土日は派遣でバリバリ働いてました」みたいな学生もいるかもしれない。
でもやっぱり新卒として社会に出るということはそういうのとは話が違うと思うんだよね。
就職先の働き方はもちろんだけど、新卒の時期は社会人としての基本的な能力というものも学んでいかなければならない。
そういうのもひっくるめて同期がいる職場というのは、同時期に複数人に教育する体制を整えておく必要があるので、最低限の教育体制が整っていることが多い。
逆に「同期がいない=自分だけ入職」みたいな職場だと、個人間での教育や指導になることが多く、上司の質にかなり左右されてしまう。
もちろん同期がいようが教育の質は組織の質に左右されるのだけれどそれはまた別の話。
ということで個人的には新卒の時には同期がたくさんいる組織を選んだ方がしっかりとした教育体制の中で成長していける。
と思っている。
新卒で同期がいるデメリット
これに関しては個人的にはほぼない。
無理やり挙げるとするならば「新卒同士で比べられる」ってことぐらいかな。
でも“比べられる”なんて学生時代からさんざん経験してるだろうし社会に出たら上司に評価されてなんぼの世界。
露骨に比較されて蔑まれるのはもちろんイヤだけど、そういうのは同期がいようがいまいが起こりうることだしね。
同期がいなくても「去年の○○さんの時は~」なんつって思い出補正込々の過去と比べられたりする。
そんな理不尽な比較をされるぐらいなら今目の前にいる同期と比べられる方が個人的には全然マシだと思っている。
転職で同期がいるメリット
これに関しては本当にまったく思い浮かばない。
あえて言うなら同時期の入職者がいて嬉しい?
とかそういうのかな?
でも転職って経歴も年代もばらばらだしそれが嬉しいかどうかってのはかなり運要素だよなって感じ。
文章の熱量からも察してもらえると思うけど転職時は同期なんかいらないって思ってる。
転職で同期がいるデメリット
上にも書いたが、転職での同期は個人的にはいない方がいいと思っている。
理由は「比べられるから」。
新卒のデメリットで「比べられてもいい」「社会とはそういうものだ」って書いてたじゃん。
って思われるかもだけどそれはあくまで新卒の話。
転職ってのはそのタイミングは人によって全く違う。
なので「転職の同期」というのはそこに至る背景もそれまでの経歴も全く違う人たち。
新卒同士なら同じスタートラインに立つ者同士で比べられても切磋琢磨できるけど、そもそもスタートラインが違うのに比べられるとしんどいよねって個人的には思う。
もちろん「経歴が違うから自分ができなくても仕方ない」って割り切れるなら全然いいと思う。
でも自分はどうしても気になってしまう。
たとえそれまでの経歴が違っても“今の組織”ではお互い同時にスタートしたのに自分だけ仕事が全くできないとやはりしんどい。
積み重ねてきたものが違うとわかっていてもそれでもしんどい。
まぁ経験豊富な人が同期にいればいろいろ質問なんかはしやすいかもしれないけど、それすらも個人的には上司や先輩に聞くべきだと思ってるからあんまりメリットとは感じないかな。
おわりに
とまぁつらつら書いてみたが、冒頭でも述べた通り超個人的見解なので「へー」ぐらいの感想で十分です。
同期がいるかいないかなんてそもそも選べないこともあるしね。
ただ就職後の環境がある程度リサーチできるのであれば、きちんと調べて自分に合った職場を選べたらいいねって話でした。
おわり。
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