【復習用】医療制度・時事 一般10問|YouTube翌日 深掘り解説(問題つき)

まずはYouTubeの聞き流し動画はこちら:【2026年最新版】医療系時事問題で差がつくのはここ|知らないを減らす10問

今回は、医療DX・感染症対策・働き方改革・薬剤耐性(AMR)など、国試で「言葉の定義」と「数字・日付の取り違え」を狙われやすいテーマを10問で整理しました。まずは選択肢だけで判断し、そのあと解説で“引っかけポイント”まで一気に整理してください。

このページは、YouTubeで学習した翌日の夜に、復習として“読みで整理”できるように作った深掘り記事です。まずは答えを見ずに解いてから、各問の「解答・解説を見る」を開いて答え合わせしてください。


このページの使い方(おすすめ)

  1. 問題を読む(先に自分で答えを決める)
  2. 答え合わせは、各問の下の「解答・解説を見る」を開く
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※この記事の問題は国家試験の傾向を参考にしたオリジナル問題です。制度・日付は変更されることがあるため、学習は一次情報(公的資料)と併用してください。


第1問

厚生労働省が示す医療DXの3本の柱として正しいのはどれか。
A 地域医療構想の前倒し、病床削減の徹底、医療機関の統廃合
B 医師偏在対策の強化、医師数の一律増員、診療科配置の義務化
C 全国医療情報プラットフォーム、電子カルテ情報の標準化等、診療報酬改定DX
D 保険外併用の拡大、自由診療の推進、医療費の自己負担増

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正解:C

医療DXは、「全国医療情報プラットフォームの創設」「電子カルテ情報の標準化等」「診療報酬改定DX」を3本の柱として整理されています。

深掘り:国試でここが問われるときは、まず“3本の柱の名称をセットで言えるか”が勝負です。選択肢に「全国医療情報プラットフォーム」「電子カルテ情報の標準化」「診療報酬改定DX」の3点が揃っているかを確認します。AやB、Dは医療政策の別テーマを混ぜた引っかけです。柱の中身をイメージで覚えるなら、①医療情報を“つなぐ土台”(プラットフォーム)、②電子カルテ情報を“そろえる”(標準化)、③制度運用を“デジタルで回す”(診療報酬改定DX)という役割分担で整理すると取り違えにくくなります。

第2問

電子処方箋の活用で期待されることとして適切なのはどれか。
A 処方内容の確認は医療機関内だけで完結する
B 重複投薬や併用禁忌のチェックに活用できる
C 後発医薬品への置換がすべての薬で義務化される
D 薬剤師の監査なしで薬の交付が可能になる

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正解:B

電子処方箋は、医療機関や薬局をまたいだ処方・調剤情報の参照により、重複投薬や併用禁忌などの確認に活用できます。最終判断は医師や薬剤師が行う点も押さえます。

深掘り:国試の引っかけは「チェックできる=自動的に安全」「=監査不要」と誤解させるパターンです。電子処方箋の強みは、施設をまたいで情報を参照でき、重複投薬や併用禁忌の“見落としを減らす”点にあります。一方で、チェック結果はあくまで判断材料で、処方・調剤の最終判断は医師・薬剤師が担います。Aは“院内だけで完結”としており電子処方箋の趣旨と逆方向、Cは制度の飛躍、Dは安全管理の否定で誤りとして整理します。

第3問

スマートフォンのマイナ保険証利用について正しいのはどれか。
A 2025年9月19日から準備が整った施設で順次利用可能となった
B 2025年8月28日から全国一斉に開始した
C 2025年10月7日から薬局のみで利用可能となった
D 2026年3月12日から全国一斉に開始予定である

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正解:A

スマートフォンのマイナ保険証利用は、2025年9月19日から、機器の準備が整った医療機関・薬局で順次利用可能となっています。

深掘り:時事問題は「日付の取り違え」「開始形態(全国一斉か、順次か)」が狙われやすいです。このテーマは“2025年9月19日”“準備が整った施設から順次”の2点をセットで覚えると安定します。全国一斉開始や、薬局のみ先行などの言い回しは、もっともらしく見える典型的な引っかけです。問題文を読んだら、まず「開始日」と「対象(医療機関・薬局)」と「開始方法(順次)」を三点セットで復唱できる形にしておきましょう。

第4問

医療措置協定の説明として適切なのはどれか。
A 患者が受診先を指定でき、医療機関に受け入れ義務が生じる
B 都道府県と医療機関等が病床確保などの役割を事前に取り決める
C 流行時には免許要件を一時停止し、無資格でも業務が可能となる
D 流行時はすべての医療機関に同一の病床数確保が義務づけられる

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正解:B

改正感染症法では、感染症の発生・まん延に備え、都道府県と医療機関等が病床確保などの役割を平時から協定で取り決めておく枠組みが示されています。

深掘り:ここは「平時からの合意形成」がキーワードです。医療措置協定は、有事にいきなりお願いするのではなく、事前に“誰が何を担うか”を決めておく仕組みとして整理します。Aは患者の指定と受け入れ義務を混同、Cは資格要件の扱いとして不適切、Dは“一律同数の義務”として現実と合いにくい引っかけです。国試では「都道府県×医療機関等」「事前に取り決め」「病床や発熱外来などの体制確保」という軸で答えを選べるかが問われます。

第5問

医師の働き方改革におけるA水準の上限として正しいのはどれか。
A 年720時間
B 年1500時間
C 年1860時間
D 年960時間

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正解:D

A水準は原則として年960時間が上限です。水準と上限時間の取り違えに注意しましょう。

深掘り:数字問題は“どの水準の数字か”が問われます。A水準は原則の上限で「年960時間」と押さえます。似た数字として年1860時間などが別枠で出てくるため、国試では取り違えが狙われやすいです。解き方のコツは、選択肢の中で「年960時間」を見つけたら、まずA水準として結びつける練習をすることです。

第6問

2024年から運用が開始された制度として正しいのはどれか。
A 熱中症特別警戒アラート
B 脱水特別警戒アラート
C 低体温特別警戒アラート
D 花粉症特別警戒アラート

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正解:A

従来の熱中症警戒アラートより一段上の「熱中症特別警戒アラート」が運用開始となっています。

深掘り:国試では“名称の正確さ”が問われます。「脱水」「低体温」「花粉症」といった、ありそうな言葉を混ぜた選択肢は引っかけとして典型です。ここは「熱中症特別警戒アラート」という固有名詞をそのまま覚え、従来の「熱中症警戒アラート」との“階層(より上位)”もセットで整理します。看護では、高齢者・小児などハイリスク者の見守りや声かけにつながるテーマとして結びつけておくと理解が深まります。

第7問

認知症基本法(基本計画)の考え方として適切なのはどれか。
A 意思決定は原則として家族が代行する
B 地域生活より施設入所を原則優先する
C 施策は医療だけが担い地域は関与しない
D 尊厳を保持し希望をもって暮らせる社会を目指す

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正解:D

認知症の人が尊厳を保持しつつ希望をもって暮らせるよう、共生社会の実現を目指すことがポイントです。本人の意思や希望を尊重する視点が問われやすいです。

深掘り:この分野は「本人の尊厳」「本人の意思の尊重」「地域で暮らし続ける」という価値観が軸になります。Aの“家族が原則代行”は本人の意思尊重とズレやすく、BやCは共生社会・地域連携の方向性と反対です。国試では、制度名よりも“基本理念(何を大事にするか)”を問う形で出やすいので、「尊厳」「希望」「共生社会」をキーワードとして固定しておきましょう。

第8問

AMR(薬剤耐性)対策として適切なのはどれか。
A 抗微生物薬の適正使用を進める
B 抗菌薬の予防的な広範投与を推奨する
C 耐性菌サーベイランスを停止する
D 感染対策は優先度が低いので縮小する

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正解:A

AMR対策は、感染予防と管理、抗微生物薬の適正使用が中心です。必要なときに、適切に使う意識が大切です。

深掘り:国試では「適正使用」という言葉をどう具体化できるかが問われます。抗微生物薬は“使えば使うほど良い”ではなく、不必要・不適切な使用が耐性化につながる、という整理が基本です。Bは耐性化を促し得る方向で不適切、Cは状況把握を放棄、Dは感染対策の否定で誤りです。対策は大きく「感染予防(広げない)」と「適正使用(耐性化を進めない)」の両輪として覚えておくと、選択肢の方向性が判断しやすくなります。

第9問

WHOのエムポックス(mpox)に関する状況として正しいのはどれか。
A 2025年6月30日に根絶が宣言された
B 2025年10月20日にWHOが情報発信を終了した
C 2025年9月5日にPHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)が解除された
D 2025年7月14日にワクチン接種が世界で義務化された

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正解:C

WHOはエムポックスについて、2025年9月5日にPHEICが解除されたことを発表しています。解除と流行終息を混同しないことがポイントです。

深掘り:国試の“時事の鉄則”は「用語の意味を取り違えない」ことです。PHEICの解除は“警戒レベルの変更”であり、必ずしも「根絶」や「情報発信の終了」を意味しません。この問題は、解除=終わった、という誤解を狙いやすい構造です。したがって、正しい日付・用語(PHEIC解除)を押さえたうえで、「解除後も注意喚起が続く可能性がある」という整理で覚えると、選択肢の極端な表現(根絶、義務化、情報発信終了)に引っかかりにくくなります。

第10問

リフィル処方箋の説明として正しいのはどれか。
A 同じ処方箋を最大2回まで利用できる
B 同じ処方箋を最大3回まで利用できる
C 同じ処方箋を最大4回まで利用できる
D 同じ処方箋を最大5回まで利用できる

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正解:B

リフィル処方箋は同じ処方箋で、最大3回まで薬を受け取れる仕組みです。対象にならない薬もあるため、制度のポイントをセットで押さえます。

深掘り:国試では「回数(最大3回)」の数字がまず問われ、そのあとに“例外・注意点”が狙われやすいです。リフィル処方箋は、症状が安定している場合などに医師が判断して活用される制度で、すべての薬が対象になるわけではありません。したがって、単に「3回」と暗記するだけでなく、「対象外がある」「最終判断は医師」「制度は安全運用が前提」という枠組みで整理すると、ひっかけ(すべての薬で当然使える、のような極端な表現)を避けやすくなります。


答えだけ一覧(2周目用)

第1問C/第2問B/第3問A/第4問B/第5問D/第6問A/第7問D/第8問A/第9問C/第10問B


まとめ

医療制度・時事は「固有名詞(制度名)」「数字・日付」「“言葉の意味”の取り違え」をセットで問われます。医療DXの3本の柱は“プラットフォーム・標準化・診療報酬改定DX”の3点をセットで固定し、電子処方箋は重複投薬・併用禁忌のチェックに活用できるが最終判断は医療者が担う、という線引きを押さえます。働き方改革(A水準年960時間)や、熱中症特別警戒アラートのような名称問題は、選択肢の“それっぽい言葉”に引っかからないよう、正確な語を丸ごと覚えるのが近道です。

おわり。

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