【あの頃と今】国試の点数比較

ふと思い立って111回の国試を受けてみた。

といっても事前勉強や対策なんかはもちろんせず国試が解けるアプリをやっただけ。

正直なところ合格ラインに達するかも怪しいかなと思ってた。

その結果がこれ。

今年の合格基準は
・必修40点以上
・一般167点以上

とりあえず合格ラインには達していたらしい。

一安心。

マジでぎりぎりだけど。

認定看護師としてこの点数ってどうなの?

って思う人もいると思う。

それはほんとにその通りでたまには国試的な勉強もしといたほうがいいのかなと少しだけ反省。

ここでさらにもう一つ思い立つ。

そういえば自分のガチ国試は何点だったんだろうか。

看護師免許とともに保管していた成績通知書を手に取る。

それがこちら。

実は101回組。

同期のみなさん

あらためてよろしく。

10年前の方が今より余裕で点数高かった。

しかも101回の方が合格基準が低いから

おそらく平均が低かったんだと思う。

当時のこの点数がどんなもんかはよくわからんけど少なくとも今の自分より試験では高い点数が取れたらしい。

過去の自分に負けるって悔しいけどもう一度この点数を取るにはちゃんと国試対策しないと無理だろうな。

ここで一つの疑問がうまれる。

じゃあ今の自分より過去の自分の方が知識が豊富だったのか?

点数だけを比較すると昔の方が知識があった。

ということになるのだけれどそんなわけないよね。

めちゃくちゃ個人の感想なんだけど国試は結局のところ“資格を取るための試験”でしかないんだよね。

当たり前だけど。

試験だから
・対策ができる。
・選択肢がある。
・答えがある。

臨床は
対策という自己学習や予測・予防はできても選択肢も答えもない。

いわゆる”臨床知”ってやつ。

臨床に出ると教科書的な知識よりも臨床知が深まっていく。

もちろん国試の勉強が無意味だとそんなことを言うつもりはない。

臨床に出ると獲得していく知識の種類が少しずつ変わっていくだけで国試の勉強はすべてのベースになる。

特に解剖生理学とかは今の知識が抜けていかないようにしっかり維持できればかなり役に立つと思う。

残念ながら自分は国試の知識なんてすぐに全部抜け落ちたので看護師6年目に認定看護師教育課程で大げさじゃなく1からやり直した。

いわゆる中堅と呼ばれる年代になって基礎中の基礎からやり直すのは相当しんどかった。

できればもうやりたくない。

そうならないためにも最近国試を受けた人たちはその知識をきちんと蓄えておくことをおすすめする。

認定資格を持ちながらこの程度の点数をさらすのってがっかりしてしまう人もいるかなとか考えたけど良くも悪くもリアルなところを見てもらえたらと思った。

もちろんもっと勉強してる人はいるからあくまで個人の話としてみてほしい。

さいごにちょっと言い訳しとくと幅広く出題される国試は正直そんなに得意ではないけど

小児看護と緩和ケアに関しては誰にも負けない。

そう自信を持って言えるようになるまで止まることなく歩み続けるつもり。

何もかもじゃなくてもいい。

何かひとつ

自分の得意な分野を伸ばしていきたい。

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