最近の自分はいったい何をしているのだろう。
認定看護師の資格を取って何か変わっただろうか。
「やらなきゃ」
そんな気持ちだけが空回りして一歩も前に進んでいる気がしない。
学生時代から目標にしていた緩和ケア認定看護師。
6年間の経験を経て7年目に認定看護師教育課程に進み無事に資格を取得した。
ここだけ見れば何とも順風満帆な看護師人生な気もする。
でも認定資格を取って来年で5年目に突入する。
果たして何かひとつでも成し遂げたことがあるだろうか。
正直思い当たらない。
停滞。
そんな言葉がぴったり。
理由の一端は理解している。
そしてその理由を解消しようともがいているからこそ停滞しているという気もしている。
そろそろ別の道を見つけるのアリなのかもしれない。
看護学校を卒業して10年も経てばいろいろある。
同級生がドクヘリナースになったり施設管理者になったり起業したり…
ただただ焦る。
焦燥。
同級生たちが華々しく活躍する中で自分は何をやっているのだろうか。
同級生からすれば20歳台の内に認定資格を取ったことは活躍なのかもしれない。
でもふたを開けてみれば“資格を取っただけ”だ。
中身のない空っぽの資格。
そうは思いたくないけどそう思わざるを得ないほど実感がない。
資格を取るまでの歩みの速さと資格を取ってからの歩みの遅さ。
このギャップにもだえ苦しみながら日々を過ごす。
例えるなら水面ぎりぎりで呼吸をするかのような息苦しさ。
思いっきり息を吸い込んで吐き出せる日が来ることを夢見ながら。
今日もあがく。
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