緩和ケア認定看護師

看護

【緩急のあるコミュニケーション】重要な一言を伝えるタイミング

緩和ケアの勉強をしていると必ず終末期のコミュニケーションの課題にぶち当たる。 終末期のコミュニケーション。 参考書では事例をもとにしてとても美しくまとめられていることが多い。 「あっ!これ参考書で見た事例と同じだ!」 なんて進研ゼミ状態にな...
本の紹介

緩和ケア関連のおすすめ本 5選 初級者∼上級者+番外編(2024年ver.)

Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。 個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。 Twitterの固定ツイートと同内容です。 というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2...
雑談

【目標】2024年頑張りたいこと

新年あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 新年一発目はとりあえず目標かなと。 毎年の目標をこうして記載しておくことで年末に振り返ってあーだこーだと考えることができる。 仕事みたいにガチガチに設定して具体的な数値目標...
ちょっとタメになる話

vol.25【グリーフに終わりは来るのか?】喪失と悲嘆

ポスターは作ってたのになぜかボーっとしていていつの間にか12月に入っていた件。 毎月1日にというのはただのマイルールなのでしっかり破って今月は6日に投稿です。 今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”はこちら。 以前、「あいまいな喪失」につ...
ちょっとタメになる話

vol.24【相手の望み通りにすること?】価値観の尊重

今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”。 テーマは「価値観の尊重」。 医療者なら何度も何度も耳にするだろうこの言葉。 「患者・家族の価値観を尊重した看護をしましょう」 もういいよ。 って思う人もたくさんいると思うんだけど「価値観の尊重」っ...
ちょっとタメになる話

vol.23【天井効果とは?】薬って使えば使うほどよく効くの?

みなさまお久しぶりです。 1か月間はほぼblog更新せずに本業+αに専念しておりました。 その辺の話はこれからちょっとずつ小出しにしていけたらと思います。 ということで先月はおやすみしたので2か月ぶりの“緩和ケアのちょっとタメになる話”。 ...
看護

【感謝】日本終末期ケア協会のセミナーで講師をさせていただきました

先日、日本終末期ケア協会が開催するセミナーに講師として呼んでいただいた。 テーマは「小児緩和ケアを理解する~見えにくいニーズに向き合う支援~」 もともとはTwitterで出会った方と交流が深まり、緩和医療学会で実際にお会いする中で「小児緩和...
ちょっとタメになる話

vol.22【10mg/kg?】知っていますか?アセリオの投与量

“緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.22”はアセリオの見逃しやすい話。 とにもかくにもまずはポスターをどうぞ。 アセトアミノフェンの投与量を考えるとき、1回量はというのは緩和ケアに関わる人に限らず、疼痛緩和に関わる人ならだいたい知ってる...
ちょっとタメになる話

vol.21【薬を調べるときのポイント】薬がいつから効くか、いつまで効くか意識してますか?

緩和ケアのちょっとタメになる話vol.21。 今回は少し思うところがあったので薬の話にした。 特に緩和ケアに限った話ではないがもしよければどうぞ。 人によっては当たり前すぎてちょっともタメにならないかもしれない。 ただ若い人たちの中にはもし...
看護

【あなたはどう思う?】勉強して資格取ってもがん看護の経験がなかったら意味ないですよね?

このタイトル。 みなさんはどう思うでしょうか? 個人的には字面だけならめちゃくちゃその通りだと思う。 百聞は一見に如かずとは言ったものでやっぱりどれだけ勉強して知識を詰め込んでも実経験には敵わない。 それは重々承知の上で自分の思いを書いてお...
ちょっとタメになる話

Vol.20【「さよならのない別れ」と「別れのないさよなら」】あいまいな喪失

緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.20。 今回は喪失の中でもちょっと特殊な「あいまいな喪失」について。 明らかに失ったわけではない不確実であいまいな喪失。 まずはいつものポスターからどうぞ。 『「さよなら」のない別れ』と『別れのない「さ...
短期連載シリーズ

【決意】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた⑩

小児がん病棟に異動してきた6年目。 NICUとはまるで違う疾患、年齢、環境…に戸惑いながらもそれなりに乗り越えて迎えた年度末。 恒例の年度末にある上司との面談。 この1年間、いかに充実した時間を過ごすことができたかを伝えた。 そして今後の目...
雑談

【みんなで学ぼう】いのちの授業

いのちの授業と聞くとどのようなものを思い浮かべるだろうか。 きっと人それぞれ思うところがあると思う。 実はこの「いのちの授業」というのは自分が転職をするきっかけになった言葉でもある。 なんていうと少し大げさだがその辺の話を少し残しておこうと...
短期連載シリーズ

【念願の異動】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた⑨

異動宣言をしていた4年目に入るのだが… まぁそんなうまくいくこともなくプリセプターとして新人教育に邁進することになる。 それなりにいろいろあったので詳しくはこちら。 4.5年目は新人教育をやり切って堂々と異動してやろうと思っていたので特に緩...
短期連載シリーズ

【看護師6年目の目標】がん看護と緩和ケア

予定から2年ほど遅れることにはなったが6年目にして念願の小児がん病棟へ。 入職時に希望した部署。 大きく、しかし意味のある遠回りをしてたどり着いた場所。 ついにその場所にたどり着いた。 端的な感想は「めちゃくちゃ楽しい」だ。 まず話せる。 ...
雑談

【小児緩和ケアの人】あひるのマーチ

年末にゆるぼしてたTwitterネーム変更の件について。 案を出してくれた人たちありがとう。 コメント以外でも意見をくれた人もありがとう。 いろいろ悩んだけどもともと想定していた名前に落ち着いた。 「あひるのマーチ」。 期待していた人には申...
雑談

【停滞と焦燥】変わらない日々

最近の自分はいったい何をしているのだろう。 認定看護師の資格を取って何か変わっただろうか。 「やらなきゃ」 そんな気持ちだけが空回りして一歩も前に進んでいる気がしない。 学生時代から目標にしていた緩和ケア認定看護師。 6年間の経験を経て7年...
短期連載シリーズ

【緩和を知る】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた③

そんなこんなで初期配属されたNICU。 もちろん1年目の新人なのでまずは仕事を覚えるので手一杯。 自分のやりたいことは二の次でまずは最低限の仕事ができるように。 毎日が必死だった。 1年目の仕事のスタンスはこちらを読んでもらえればと思う。 ...
短期連載シリーズ

【序章】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた①

不定期連載シリーズ。 「がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた」 ラノベ風タイトル。 知ってる人は知ってると思うんだけど実は自分はタイトルにある通り“がん看護経験1年未満"で緩和ケア認定看護師の教育課程に進んだ。 少しおさら...
看護

【どちらを選ぶ?】「専門看護師」ではなく「認定看護師」を選んだ理由

看護師として生きていくことを決めたならどこかしらで必ず耳にする資格。 「専門看護師」と「認定看護師」。 看護学生の頃には何となく憧れる人も多いけど働き始めると資格取得へのハードルはいろいろとあり実際に目指す人はグンと減る印象。 多くの看護学...
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