Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。
個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。
Twitterの固定ツイートと同内容です。
というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2024年ver.。
変わらずおすすめのものもあるけどちょこっと変わったのでよければどうぞ。
緩和ケア関連おすすめ本 5選+番外編
初級者向けその①「患者・家族とのコミュニケーション (ようこそ緩和ケアの森)」
初めての学習にも安心。
可愛いデザインに優しい読み口。
軽い気持ちでサクサク読める上に内容は充実。
シリーズすべてがお勧めだがまず読むならここからぜひ。
初級者向けその②「ここが知りたかった緩和ケア(改訂第3版)」
文章の書き方が頭にスッと入ってくる。
イラストも多くイメージとして覚えやすい。
同じシリーズ「よい質問から広がる緩和ケア」も臨床の疑問に答えてくれる1冊。
中級者向けその1「緩和ケアレジデントマニュアル 第2版」
知りたい情報はだいたい書いてる。
ポケットに入るので持ち運び簡単。
“レジデント”とあるが看護師にも読みやすい。
中級者向けその2「緩和ケアエッセンシャルドラッグ 第4版:症状アセスメント&マネジメント」
緩和ケア関連薬剤は網羅されてる。
作用時間や半減期はもちろん薬物動態についてかなり詳しく書かれている。
ポケットに入るので持ち運びやすい。
上級者向けその1「専門家をめざす人のための緩和医療学(改訂第2版)」
本気で緩和ケアをするならコレ。
もはや言うことなし。読んでくれ。
緩和ケア認定看護師教育課程での基本書籍。
番外編その1「子どもたちの笑顔を支える小児緩和ケア」
小児緩和を学びたい人はコレ。
基本的な緩和ケアと小児の特性が結びつけられる。
番外編その2「がん疼痛緩和の薬がわかる本 第3版」
疼痛緩和に絞られるけどめちゃくちゃわかりやすい。
イラストが多く読みやすい。
がん以外にも応用できる内容。
おわりに
近年は緩和ケア関連の書籍がどんどん増えてきている。
その中でも個人的に読みやすかったもの
タメになったもの
臨床で活かしやすいもの
を選んだつもり。
緩和ケアの知識が欲しい人はぜひ一度手に取ってみてほしい。
もし他に「こんな本ないの?」って質問があればTwitterからでもblogからでもいつでも相談どうぞ。
おわり。
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