【副業解禁】派遣看護師という働き方

6月いっぱいで無事に前職を退職したことでついに念願の派遣バイトができるようになった。

あくまでもバイトなので厳密には“派遣看護師”という働き方ではないけれど、それでもこの派遣というシステムはめちゃくちゃ便利だなとたった数週間で実感している。

今の自分は週に5日の日勤なので残りの2日で派遣の単発バイトをしている。

週休0日じゃん!

って思ったかもしれないけれどその通り。

転職直後でいろいろ試してみたい時期なのもあり、とりあえず試験的にがっちり働く期間を持ってみようと挑戦している。

そんなここ数週間の感想を少し。

派遣看護師やってみたいなって人のお役に立てばいいなと思いながら。

まず今まで派遣看護師をしていなかったのは前職場はバイトが禁止だったから。

このご時世で副業禁止なんてつらいことこの上ないけどそれでもやはり地方公務員というのは良い面もあればイマイチな面もあるわけで。

正直なところこの“副業禁止”が気持ち的にけっこうしんどくて転職したというのもある。

なので退職してついに念願の派遣看護師への挑戦となったわけ。

派遣看護師といっても“単発派遣”なのでいわゆる派遣だけで働いている派遣看護師とは全然違うんだけどね。

自分の場合は本業の合間に単発派遣の求人情報を見て申し込むという形でやっている。

単発派遣ってのは想像をはるかに超える求人があり、種類も豊富。

病棟勤務や夜勤もあれば、訪問入浴や老人ホーム、医療ケアの必要な児童への対応なんかもある。

この種類の豊富さには本当に目が輝いた。

自分のことを詳しく知らない人はプロフィールを見てほしいのだが、自分は本当に小児科の世界しか知らない。

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子どもの世界で生きている。
  
緩和ケアCNとして小児看護の世界で臨床実践の日々。
子ども相手ならではの視点や生活援助などさまざまなテーマで情報発信をしていきます。
雑談や趣味の話もちらほら。
  
子ども関連の大学院生
(修士課程)でもある。
   
【保有資格】
緩和ケア認定看護師
看護師/保健師/保育士
NCPR/BLSインスト/
PALS/PEARS
終末期ケア専門士
もしバナマイスター など…
 
 
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自分にとって小児以外の領域はほとんど未知の領域。

だが小児看護×緩和ケアで生きていくと決めているのであまり大きな方向転換はしたくない。

そんな時にこの派遣バイトを使えば様々な領域、働き方、そして多くの人たちの生き方に触れることができる。

もちろん本業としてやっている人たちの経験に比べると足元にも及ばない。

それでもその一端を垣間見ることができるということだけでも今まではできなかったのだから十分すぎる経験となる。

もちろん収入のためというのもあるが、どちらかと言えば今の段階では経験値稼ぎの意味合いが大きい。

なので看護求人だけではなく介護求人にも応募して介護業務をやらせてもらったりもしている。

くり返しになるが、高齢者の看護なんて学生時代の実習と緩和ケアCNの実習でしかやったことがない。

そんなポンコツを派遣という形で現場で働かせてもらえるのは本当にありがたいことだと感じている。

ただまぁちょこっと噂では来ていたけど派遣に対する態度がきつい職場や人もまぁやっぱりいる。

「なんで病院勤務しないの?」「病棟で続かなくて派遣になったタイプ?」とか嫌味っぽく聞かれたりね。

でもまぁ基本的には単発バイトなので「今日だけの話」と割り切れるし個人的には全く気にならない。

だけどイヤな人はイヤかもしれない。

少しネガティブな面にも触れたが、看護師としての経験を積みたい人は派遣の単発バイトは大いにありだと思う。

転職みたいな大きな決断をせずとも他の病院や施設を知ることができる。

他の領域に少し触れることができる。

関わることのなかった人たちの生き方を見せてもらうことができる。

さすがに看護師1.2年目で派遣看護師をするには心身ともに負担が大きいかもしれないけど、自分に余裕が出てきたら新しい世界の扉を開けてみるのも面白いんじゃないかなって。

心の底から「もっと早くはじめたかった」と思う。

けど今だからこそ“経験値稼ぎ”みたいな目的意識をもって派遣に臨めているのかもしれない。

とにもかくにも、まずは緩和ケア認定看護師として少なからず不安に感じていた高齢者の生活イメージをつかむために高齢者施設を中心に経験を重ねていきたいなと思っている今日この頃。

おわり。

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