・欲望形成支援
國分功一郎さんの使った言葉。意思決定支援の前段階にあるのではないかと言われている。
意志という少し冷たく冷淡なイメージの言葉より人間らしい熱さがあるように捉えられる。
・もしバナゲームはキレイな言葉しかない
もしもの話をする際に例えば「復讐をしたい」などネガティブな希望はどうなるのかという問い立て。
個人的には希望する行動や思考がネガティブでもその先にあるのはやはりその人にとってポジティブな希望につながると思うのでカードとしてネガティブなものを導入する必要はないと思っている。
・地域に広がれもしバナゲーム
地域でもしバナゲームのワークショップなんかをする際は「地域包括支援センター」と連携するとやりやすい。
もしバナゲームそのものではなくACP関連のテーマの中にもしバナも組み込むと伝わりやすい。
・もしバナゲームの設定人数
ヨシダルールの基本は4人プレイ。
でも人数調整ができないときなどは臨機応変に人数を変えてやるのもひとつ。
6人ぐらいまでなら意外とうまくできるらしい。
・もしバナゲームの商標権
コピー品は一切禁止だがカードを使用するなら使用許可などは必要ない。
タロットカードのように使うなど明らかな不正使用や誤った使用をしている場合はその限りではない。
・誰との対話?
もしバナゲームは自分との対話(一人称)。
→自分の価値観を見つめなおすことにも使えるため
ACPは人との対話(双方向)。
という側面もあるかもしれない。
・明らかに重要そうなカードを「重要でない」で選択している人がいたら?
重要かそうでないかではなく、その人がそれを重要でないとした理由が大事。
これは重要に選んだ場合も同じ。
そこから話を広げて相手の価値観を知るきっかけとしたい。
・「わかったつもり」が一番怖い
もしバナに限らないが言葉や記録をそのまま鵜呑みにして「わかったつもり」になることは医療者が一番してはいけないこと。
丁寧に対話を繰り返しながら都度確認する。

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