【看護師2年目の目標】院外研修10件以上

1年目はただただ看護師の楽しさを感じながら終えた。

そんな自分の2年目の目標。

「とにかく多くの院外研修に参加する」

この目標を設定した一番の理由は自己研鑽。

だったんだけど振り返ってみるともっと大きな意味のあるものだった。

楽しみの中で1年目を終えたこともあり看護に対するモチベーションは高く“もっともっと”って気持ちが強かった。

基本的にはネットで調べて申し込むスタイルで看護協会の研修にはほとんど参加せず。

別に看護協会アンチなわけではないんだけど気持ち的にあまり惹かれなかったのと学びたい内容がわりと狭い範囲だったので受けたい研修が少なかったというのはある。

あとはお金を払って研修を受けるほうがより真剣に学べたのかもなと思う。

今思うと無料で受けれるならそのほうがよかったかもしれんが。

2年目が終わるころには「新生児ケア」「グリーフケア」を中心に1‐2か月ごとに何らかの研修を受けていたので年間10以上の院外研修を受けており、参加費だけで軽く10万ぐらい飛んだ。

看護協会以外の研修ってめちゃくちゃ高いもんね。

だけど自己研鑽以上にもっと大きな学びを得た。

それは“自分の施設がどの程度の看護を提供しているか”を測る物差しが持てたこと。

そもそも研修というのは“院内研修”もちゃんとあるので基本的なことは学ぶことができる。

自分は+αで学びたいとき、より深く学びたいときに院外研修を受けている。

例えば「新生児ケア」の院外研修を受けたとする。

その研修の内容と自施設の看護実践や院内研修の内容と比べることで自施設の看護レベルをなんとなく測れるようになったと思ってる。

2年目で看護レベルを測るとかめちゃくちゃ偉そうな感じがするけどまだ知識と経験が不十分な2年目だからこそ研修内容の比較や普段から受けている指導内容との差をより強く感じられたのかなと思う。

個人的には「新生児ケア」に関する院外研修での学びは1研修につき1つ2つであとは復習気分で聞いてたので自施設の新生児ケアの質がいかに高かったのかを理解した記憶がある。

自施設の質の高さを理解するとともに自分もそんな先輩方のようにならなければと奮起した記憶もある。

看護師歴10年を超えた今は院外研修に参加者として行くことはほとんどなくなり運営側で関わることが増えた。

そして院外研修ではなく学会へ参加するように。

10年も経てば立ち位置も変わるもんだなとしみじみ思いながら2年目の話はおわり。

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