【道は拓かれた】転職活動その④「完」

ついに迎えた本命の面接。

いくつか内定をもらっていても結局この本命が通るかどうかがすべてと言っても過言じゃない。

新卒の就活ならまだしも転職のための就活で妥協はあり得ない。

一応本命が微妙だった時のためにほかの面接は受けたし内定をもらって返事を保留にしている。

でもきっと「本命がダメだったら内定もらってる中から選ぼう」とはならないと思う。

そんなネガティブな意思で次の道を選びたくないから。

だからすでに内定をもらっている施設には申し訳ないけど気持ちの上では選ぶことはないだろう。

というかそんな気持ちで選んだ職場に行ってもすぐに辞めてしまいそうで選べないよね。

面接を受けたときはもちろん本気でそこへの就職を考えていたんだけどこうなると本当に申し訳ない。

そんなこんなで迎えた本命の面接。

細かいやり取りは置いといてしっかり内定いただきました。

はい。

内定いただきました。

本当に心からの安堵。

面接中の反応から落ちないだろうと希望的観測を持ってはいたがそれでもやはり緊張した。

新しい道は給与含めた待遇は今よりかなり劣る。

それでも現状に甘んじるよりやりたいことをできる環境を見つけたつもり。

これから発展していくであろう地域の土壌を一緒に作っていけるような人材になれたらと。

コンサルタントから

「(この歳で)こんなにいくつも内定をもらえて選べるなんてそうそうないんですよ。しかも4月じゃなく中途採用で。今までの実績もそうですがよほど面接での印象が良かったんだと思います。おめでとうございます。」

これは褒められているのか?

と疑問だったがこれまでいろいろ情報提供をしてくれて面接の調整などしてくれたことは本当に感謝している。

それが仕事だと言われればそれまでだが、それでもありがたかった。

そして30過ぎての転職って本当にそんなに難しいの?という感想も残る。

自分の狙った就職先が最大手や大組織ではなかったこと、まがりなりにもCN資格を持つことなど有利な条件はいくつかあったかもしれない。

それを加味しても正直思ったように話は進んだし苦労したってほどでもない。

あえて言うなら自分の求める条件がニッチすぎたので条件に合う職場を探すのが大変だったんだけどそれはコンサルタントが代わりにやってくれた。

なので転職がうまくいかず難しいと感じる人の要因は

“やりたいことが明確じゃない”

“身の丈に合わない高望みをしている”

“条件が厳しすぎて見つからない”

ってところじゃないのかな。

1度しか転職経験がないのでなんとなくだけどそう思う。

何はともあれ新たな道は拓かれた。

ちなみに順風満帆みたいな報告に見えてるかもしれないけど実は自分のワクワクとは裏腹にけっこういばらの道だったりもするんだよね。

それでもなおその道を楽しめそうだから選んだわけだけど。

とりあえず転職時期はもう少し先なのでそれまでに現職場の役割を全うして引き継がなくては。

それがめんどくさいんだけど立つ鳥跡を濁さずってやつよね。

思いのほかすんなり決まったので今回で「転職活動」シリーズはおわり。

応援してくれていたみなさまありがとうございました。

おわり。

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