本の紹介

死後の真実

最近キューブラー・ロスについていろいろ知りたくなって関連書籍を読んでいる。 キューブラー・ロスは「死にゆく過程の5段階説」を提唱した医師。 緩和ケアを学ぶものはもちろん、看護学生でも名前を聞いたことがあるほど有名な医師である。 そんなキュー...
備忘録

介護人類学事始め 生老病死をめぐる考現学

触れる技術 性的な含みや触れたくないものに触っているというニュアンスを醸し出さないように一定の重みをかけて触れます。 顔、手、陰部の近くは避けて手を置きます。 触れる時は飛行機が着地するイメージで、手を放すときは離陸のイメージで。介護をして...
ちょっとタメになる話

Vol.16 【子どもと死について話す準備はできてますか?】死の性質と子どもの理解

今回の話は死の性質について。 「死ぬ」ってどういうことかなんてみんな何となくわかってると思う。 でもあらためて「死」について伝えるときにどういうものかって説明するのが難しいこともあるのでは。 と思ったので今回はこのテーマ。 緩和ケアのちょっ...
本の紹介

生きるための安楽死

少し前にTwitterで安楽死関連のつぶやきが多かった理由。 それはこいつを読んでいたから。 日本での安楽死は認められていない。 そしてオランダ含めたいくつかの国では認められている。 そういった事実は知っていたが、“なぜ"そういった違いがあ...
雑談

【運命の1日】「ひとは死ぬ」を理解した日

今から27年前の1月17日。 みなさんは何の日か覚えているだろうか。 この日の午前5時46分。 世界は大きく変わった。 阪神淡路大震災。 当時5歳の自分にとってこの経験は非常に貴重なものとなった。 今でもこの時の経験は自分の生き方や考え方の...
本の紹介

【一度は経験してほしい】死の体験旅行

「さぁみなさん一度死んでみましょうか」 緩和ケア認定教育課程における講義の中で唐突に講師に言われた一言。 教壇に立つ講師にこんな風に言われると「なんかの漫画でありそうな展開だな」ってちょっとワクワクしたのを思い出す。 この言葉から始まったの...
備忘録

子どもの死の概念の捉え方

死の性質 不可逆性最終性普遍性(不可避性)因果性 「不可逆性」死は一方通行である。死んだものが再び生き返るということはない。 「最終性」死によってすべてが終わる。死は生命の最終地点である。 「普遍性(不可避性)」すべての生物が行きつく先は例...
看護

【見て見ぬふり!?】エレファント イン ザ ルーム

緩和ケア関連で好きな言葉シリーズ。 「エレファント イン ザ ルーム」 「the elephant in the room」 聞いたことある人もいるかもだけどどんな意味か知ってる? 次の画像を見てほしい。 この二人はいったいどんな会話をして...
ちょっとタメになる話

Vol.2【心の準備はできていますか?】「ぼくってもうすぐ死ぬの?」と言われたら

タイトルにあるような言葉。 小児科で働いた経験のある人は1度くらいは言われたことがあるのではないか。 自分自身も何度かある。 初めて言われたのは5歳の子から。 なんてない日常の中。 おもちゃを取りに行こうと廊下を歩いてる最中にそれこそ世間話...
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