【すべてのこどもにこどもじかんを】クリニクラウンのプロ意識

“クリニクラウン”という存在を知っているだろうか。

「すべてのこどもにこどもじかんを」というスローガンを掲げている人々のこと。

クリニクラウンは、病院(クリニック)を訪問する(道化師(クラウン)のこと。入院生活を送るこどもの病室を定期的に訪問し、遊びや関わり(コミュニケーション)を通して、こどもたちの成長をサポートしています。
クリニクラウンは、優れた表現者であると同時に、こどもの接し方、こどもの心理、保健衛生や病院の規則にも精通したスペシャリストです。

https://www.cliniclowns.jp/index.html

日本クリニクラウン協会のホームページから引用させてもらった。

このクリニクラウン。

自分の施設にもちょこちょこ来てくれる。

クリニクラウンは子どもを楽しませるための様々な技を持っている。

持ち込みのおもちゃに限らずベッドサイドにあるものなど子どもの環境に合わせて楽しい時間を提供してくれる。

そして常に笑顔で疲れた顔や困った顔などは絶対に見せることはない。

個人的にこれが本当にすごいと思ってる。

プロなんだから当たり前。

看護師だって患者の前では同じように演じている。

と思う人もいるかもしれない。

でもクリニクラウンのすごいところは子どもいないところでもそのスタンスを全く崩さないところ。

スタンスを崩さないどころかスタッフしかいない場所でもスタッフに対してクラウンのように全力でおどけてくる。

これってものすごいプロ意識だと思う。

自分も子どもの前で笑顔は崩さないし常に全力で遊び、ケアして、寄り添う。

でもスタッフの前では気を抜きフラットな状態になる。

というか普通の人はそうだと思う。

でもクリニクラウンは子どものいない場所でもクラウンの仮面を外さない。

“万が一子どもに見られたら”みたいな保険ではなくクリニクラウンの衣装を着ている時はだれが見てようが見てまいがどこにいようが常にクリニクラウンとして存在している。

もう何年もクリニクラウンと関わっているが気を抜いた瞬間は一瞬たりとも見たことない。

きっと今後も見ることはないのだろう。

そんなクリニクラウンのプロ意識は心底尊敬する。

今後とも全国の子どもたちにこどもじかんを届けられるよう応援している。

補足

プロ意識すごいって話ではあったけど個人的には別にスタッフの前ではもっと気楽にしてもいいと思ってる。

いつか個人的にクリニクラウンの中の人と話す機会が持てたらいろいろ聞いてみたいなと思ってる今日この頃。

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