子ども

備忘録

【CCQとは?】子どもに指示する基本姿勢

指示の基本姿勢「CCQ」 子どもに効果的な指示を出すためには、穏やかに、近くで、抑えたトーンで接することが大切です。 今回は、「CCQ」(Calm、Close、Quiet)というアプローチを紹介し、上手に指示するための基本姿勢を紹介します。...
ちょっとタメになる話

vol.22【10mg/kg?】知っていますか?アセリオの投与量

“緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.22”はアセリオの見逃しやすい話。 とにもかくにもまずはポスターをどうぞ。 アセトアミノフェンの投与量を考えるとき、1回量はというのは緩和ケアに関わる人に限らず、疼痛緩和に関わる人ならだいたい知ってる...
看護

【最強の味方】「私のチーム」

先日行われた「第28回緩和医療学会」。 ひっそりとポスター発表をさせてもらい、たくさんの感想をいただけて嬉しい限りでした。 見に来てくださった方々ありがとうございました。 さて、そんな第28回緩和医療学会。 Twitterアンバサダーもさせ...
看護

【あなたはどう思う?】勉強して資格取ってもがん看護の経験がなかったら意味ないですよね?

このタイトル。 みなさんはどう思うでしょうか? 個人的には字面だけならめちゃくちゃその通りだと思う。 百聞は一見に如かずとは言ったものでやっぱりどれだけ勉強して知識を詰め込んでも実経験には敵わない。 それは重々承知の上で自分の思いを書いてお...
本の紹介

子どもが変わる3分間ストーリー-子どものやる気を引き出す実践-

なんとなく本屋をふらふらしていてふと目についた1冊。 短編集っぽかったので隙間時間に良いかなと購入した。 全部で55のストーリー。 特別真新しい話があったわけではない。 でもどんな状況でどんな風に子どもへ伝えるかというのが丁寧に書かれている...
短期連載シリーズ

【看護師10年目の目標】大学院進学[完]

そして迎えた10年目。 看護師として10年目は個人的には大台に乗る気分。 あまり一つのところで長く過ごすのは得意じゃないと思っていたけど3‐5年ごとに部署異動ができたおかげか同じ病院で10年も働いていることはわりと頑張ったんじゃないかと思う...
ちょっとタメになる話

Vol.20【「さよならのない別れ」と「別れのないさよなら」】あいまいな喪失

緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.20。 今回は喪失の中でもちょっと特殊な「あいまいな喪失」について。 明らかに失ったわけではない不確実であいまいな喪失。 まずはいつものポスターからどうぞ。 『「さよなら」のない別れ』と『別れのない「さ...
雑談

【みんなで学ぼう】いのちの授業

いのちの授業と聞くとどのようなものを思い浮かべるだろうか。 きっと人それぞれ思うところがあると思う。 実はこの「いのちの授業」というのは自分が転職をするきっかけになった言葉でもある。 なんていうと少し大げさだがその辺の話を少し残しておこうと...
短期連載シリーズ

【看護師8年目の目標】緩和ケアCN資格取得と実践

半年間の認定看護師教育課程を経て元いた小児がん病棟へ戻ってきた。 しかし認定看護師教育課程というのは卒業しただけでは資格はもらえない。 資格試験を受験する権利を得るだけ。 看護学校を卒業したら国試が受けられるのと同じ。 なので元の仕事に戻っ...
短期連載シリーズ

【夢語り】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた⑧

そんなこんなで参加することになった難病キャンプ。 詳細は省くが関西初開催ということで規模は小さいながらも大盛況のうちに幕を閉じた。 来年以降も毎年開催されることになり、今もなおこのキャンプに関わらせてもらっているのはまた別のお話。 難病キャ...
短期連載シリーズ

【看護師6年目の目標】がん看護と緩和ケア

予定から2年ほど遅れることにはなったが6年目にして念願の小児がん病棟へ。 入職時に希望した部署。 大きく、しかし意味のある遠回りをしてたどり着いた場所。 ついにその場所にたどり着いた。 端的な感想は「めちゃくちゃ楽しい」だ。 まず話せる。 ...
ちょっとタメになる話

Vol.18【どこが変わった?】痛みの定義 2020 での変更点

緩和ケアのちょっとタメになる話 Vol.18「痛みの定義 2020 での変更点」。 ということで今年度も細々と続けていく予定の「ちょっとタメになる話」。 つい最近読んだ小児看護雑誌で痛みについて取り上げられていたのでそこに便乗する形でこのテ...
看護

【物申す】何でもかんでも病気や苦痛のせいにすんなバーカ

やや強めのタイトルにしてみたので誤解がないよう先に言っとくけどこれは病気や苦痛でつらい思いをしている患者に向けた言葉ではない。 ちょっと勉強して知識を持ったがゆえに勘違いしてしまっている看護師に対しての言葉である。 そういう看護師はたくさん...
ちょっとタメになる話

Vol.16 【子どもと死について話す準備はできてますか?】死の性質と子どもの理解

今回の話は死の性質について。 「死ぬ」ってどういうことかなんてみんな何となくわかってると思う。 でもあらためて「死」について伝えるときにどういうものかって説明するのが難しいこともあるのでは。 と思ったので今回はこのテーマ。 緩和ケアのちょっ...
看護

【子どもへの告知】受け止められないのは誰?

“告知"というとどのような場面が思い浮かぶだろうか。 一昔前は“本人への告知”をするかしないか。 するとしてもどこまでするのか等々とても難しい問題だった。 もちろん今でも簡単な話ではない。 だが、現在では「本人に告知する」というのが基本的な...
本の紹介

がん医療における患者‐医療者間のコミュニケーションガイドライン2022年版

表題の通りコミュニケーションにもガイドラインが存在する。 “がん医療における"とあるががん患者に限らず大いに活用できる1冊となっている。 特に「がんを患う子どもに真実を伝えること」という項目がおもしろい。 もう少し詳しく見ていくと 知ること...
備忘録

CLSの講義より

・子どもに納得させるのではない ・医療者の視点と子どもの視点 医療者:地図を上から俯瞰しているイメージ(ゴールが見えている) 子ども:スタートから目の前の森を見るイメージ(先行きが不明) ・会話のキャッチボール キャッチボールをするときは"...
短期連載シリーズ

【看護師5年目の目標】新人教育とNICUのまとめ

5年目の目標はわりと王道。 「新人教育とNICUのまとめ」。 新人教育というのはいわゆるプリセプターのこと。 うちの部署では4.5年目でなることが多く、自分の年代も例外なく4.5年目でプリセプターとなった。 この年は5年目となるので2回目の...
看護

【すべてのこどもにこどもじかんを】クリニクラウンのプロ意識

“クリニクラウン"という存在を知っているだろうか。 「すべてのこどもにこどもじかんを」というスローガンを掲げている人々のこと。 クリニクラウンは、病院(クリニック)を訪問する(道化師(クラウン)のこと。入院生活を送るこどもの病室を定期的に訪...
短期連載シリーズ

【看護師3年目の目標】保育士の資格取得

看護師3年目の目標。 「保育士の資格取得」 この年から目標の方向性が“仕事”から“自分の将来”に大きくシフトする。 保育士の資格取得を志した理由はいくつかある。 その中でも一番大きな理由が“子どものプロ”になりたかったから。 この頃の自分は...
タイトルとURLをコピーしました