緩和ケア

雑談

【緩和ケアって知ってる?】あひるのマーチ式自己紹介

みなさんこんにちは。あひるのマーチと申します。私は緩和ケア認定看護師という資格を持ちながら看護師として働いております。さっそくなのですが、「緩和ケア」という言葉を知っていますでしょうか?世間的には「高齢者」「がん」「終末期」のイメージが強い...
雑談

【結果はいかに!?】転職からちょうど1年。やりたかったことはどこまでできているのか?

去年の6月末をもって前職を退職した。そして緩和ケア学会を挟んで7月より今の職場に転職。細切れにはブログやXで「こんなことしてるよー」って報告させてもらっていたけどせっかくなのでちょうど1年という区切りで簡単に振り返りをしておこうかなと。やり...
看護

【安心と安全の小児緩和ケア】「笑顔と安心」ではなく「安心と安全」にした理由

看護師をしていると“看護観”なるものに必ず出会う。必ずというのは看護業界がそういう教育をしているから。それがいいとか悪いとかいう話は今回は置いとく。看護観とは少し違うかもしれないが、自分の場合は看護師としてのスローガンがある。「安心と安全の...
看護

【緩急のあるコミュニケーション】重要な一言を伝えるタイミング

緩和ケアの勉強をしていると必ず終末期のコミュニケーションの課題にぶち当たる。終末期のコミュニケーション。参考書では事例をもとにしてとても美しくまとめられていることが多い。「あっ!これ参考書で見た事例と同じだ!」なんて進研ゼミ状態になることも...
本の紹介

緩和ケア関連のおすすめ本 5選 初級者∼上級者+番外編(2024年ver.)

Twitterで緩和ケア関連のおすすめ本をよく聞かれる。個別でニーズを聞きながら本の紹介をしていたんだけど共通する内容も多いのでここで紹介しておく。Twitterの固定ツイートと同内容です。というのを2年ほど前に記載したのだがそれの2024...
ちょっとタメになる話

vol.25【グリーフに終わりは来るのか?】喪失と悲嘆

ポスターは作ってたのになぜかボーっとしていていつの間にか12月に入っていた件。毎月1日にというのはただのマイルールなのでしっかり破って今月は6日に投稿です。今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”はこちら。以前、「あいまいな喪失」について掲...
ちょっとタメになる話

vol.24【相手の望み通りにすること?】価値観の尊重

今月の“緩和ケアのちょっとタメになる話”。テーマは「価値観の尊重」。医療者なら何度も何度も耳にするだろうこの言葉。「患者・家族の価値観を尊重した看護をしましょう」もういいよ。って思う人もたくさんいると思うんだけど「価値観の尊重」っていったい...
雑談

【療育という場】試用期間を終えて

ちょこちょこと小出しにしていたのだけれど、7月から転職をして現在は療育施設で働いている。転職する前は次の職場を聞かれた時に「大人で言うカンタキ(看護小規模多機能型居宅介護)みたいな地域の子どもに対する何でも屋的な感じ」って答えてた。実際にそ...
ちょっとタメになる話

vol.23【天井効果とは?】薬って使えば使うほどよく効くの?

みなさまお久しぶりです。1か月間はほぼblog更新せずに本業+αに専念しておりました。その辺の話はこれからちょっとずつ小出しにしていけたらと思います。ということで先月はおやすみしたので2か月ぶりの“緩和ケアのちょっとタメになる話”。今月は「...
ちょっとタメになる話

vol.22【10mg/kg?】知っていますか?アセリオの投与量

“緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.22”はアセリオの見逃しやすい話。とにもかくにもまずはポスターをどうぞ。アセトアミノフェンの投与量を考えるとき、1回量はというのは緩和ケアに関わる人に限らず、疼痛緩和に関わる人ならだいたい知ってると思...
ちょっとタメになる話

vol.21【薬を調べるときのポイント】薬がいつから効くか、いつまで効くか意識してますか?

緩和ケアのちょっとタメになる話vol.21。今回は少し思うところがあったので薬の話にした。特に緩和ケアに限った話ではないがもしよければどうぞ。人によっては当たり前すぎてちょっともタメにならないかもしれない。ただ若い人たちの中にはもしかしたら...
雑談

【ワーケーション】+αの視点

今月の中頃。かねてからやってみたかった“ワーケーション”をしよう。ということで3泊4日で神奈川へ行ってきた。ただワーケーションなんて銘打ってみたものの会いたい人がたくさんいて結局ほとんど仕事はせず。自分に「会いたい」と言ってくれた方々。自分...
看護

【あなたはどう思う?】勉強して資格取ってもがん看護の経験がなかったら意味ないですよね?

このタイトル。みなさんはどう思うでしょうか?個人的には字面だけならめちゃくちゃその通りだと思う。百聞は一見に如かずとは言ったものでやっぱりどれだけ勉強して知識を詰め込んでも実経験には敵わない。それは重々承知の上で自分の思いを書いておく。実は...
ちょっとタメになる話

Vol.20【「さよならのない別れ」と「別れのないさよなら」】あいまいな喪失

緩和ケアのちょっとタメになる話Vol.20。今回は喪失の中でもちょっと特殊な「あいまいな喪失」について。明らかに失ったわけではない不確実であいまいな喪失。まずはいつものポスターからどうぞ。『「さよなら」のない別れ』と『別れのない「さよなら」...
短期連載シリーズ

【看護師9年目の目標】非がんの緩和ケア

まずはがん領域で頑張ろう。そう決めて走り抜けた緩和ケアCNとしての1年目。転機は思った以上に早く訪れた。というか自分が希望して押し通したのだが。理由はいろいろとあるのだが8年目の終わりで異動希望を出した。非がんの緩和ケアに取り組みたいという...
本の紹介

永遠の別れ-悲しみを癒す智恵の書-

以前のblogでも書いたようにキューブラー・ロスにハマっている今日この頃。緩和ケアに携わる看護師として彼女の残したものを把握しておかないわけにはいかない。という大層な志ではないのだけれど彼女の残した言葉や考え方は自分の死生観を心地よく刺激す...
本の紹介

死後の真実

最近キューブラー・ロスについていろいろ知りたくなって関連書籍を読んでいる。キューブラー・ロスは「死にゆく過程の5段階説」を提唱した医師。緩和ケアを学ぶものはもちろん、看護学生でも名前を聞いたことがあるほど有名な医師である。そんなキューブラー...
短期連載シリーズ

【決意】がん看護経験1年未満で緩和ケア認定看護師を目指してみた⑩

小児がん病棟に異動してきた6年目。NICUとはまるで違う疾患、年齢、環境…に戸惑いながらもそれなりに乗り越えて迎えた年度末。恒例の年度末にある上司との面談。この1年間、いかに充実した時間を過ごすことができたかを伝えた。そして今後の目標を聞か...
雑談

【みんなで学ぼう】いのちの授業

いのちの授業と聞くとどのようなものを思い浮かべるだろうか。きっと人それぞれ思うところがあると思う。実はこの「いのちの授業」というのは自分が転職をするきっかけになった言葉でもある。なんていうと少し大げさだがその辺の話を少し残しておこうと思う。...
短期連載シリーズ

【看護師8年目の目標】緩和ケアCN資格取得と実践

半年間の認定看護師教育課程を経て元いた小児がん病棟へ戻ってきた。しかし認定看護師教育課程というのは卒業しただけでは資格はもらえない。資格試験を受験する権利を得るだけ。看護学校を卒業したら国試が受けられるのと同じ。なので元の仕事に戻ってからも...
タイトルとURLをコピーしました